「くささない」 ― 2009年04月14日 15:23
Design は De + sign ですね。
破壊して創造する、を表していると教わりました。語の中に破壊が含まれています。今ある物事を否定してあらたな価値を創造するという行為を端的に表現していて、なおかつデザインの価値の半分は「破壊」にある、と読み取れる事は興味深い事実です。
ところで、若い頃は批判精神が旺盛といいますが、評価されたり認められているものの中の未熟な部分を探り出し、更によりよいものにする力は確かに若い時の方が強いかも知れません。
他を否定することで顕になる新しさ、というものに惹かれていた頃が私にはありました。もっとも私の場合は、自身の力不足の故の焦りも大いにあったかもしれませんが、それでも批判することを通して核心に近づけた、と思う事がありました。
さて、現実のデザインにおいては、どこを破壊してどこを創造して行くのか、、これはとてもセンシティブな問題ですが、切り分けるラインは明解だと思います。
私は「最終的により良くするために受け入れられる否定」という見方で、それを自身の内面で納得して行えるシンプルな心構えとして「くささない」という感情的な言葉に置換ています。
では、くささない、とはどういうことでしょうか、、これは明日紹介いたします。
破壊して創造する、を表していると教わりました。語の中に破壊が含まれています。今ある物事を否定してあらたな価値を創造するという行為を端的に表現していて、なおかつデザインの価値の半分は「破壊」にある、と読み取れる事は興味深い事実です。
ところで、若い頃は批判精神が旺盛といいますが、評価されたり認められているものの中の未熟な部分を探り出し、更によりよいものにする力は確かに若い時の方が強いかも知れません。
他を否定することで顕になる新しさ、というものに惹かれていた頃が私にはありました。もっとも私の場合は、自身の力不足の故の焦りも大いにあったかもしれませんが、それでも批判することを通して核心に近づけた、と思う事がありました。
さて、現実のデザインにおいては、どこを破壊してどこを創造して行くのか、、これはとてもセンシティブな問題ですが、切り分けるラインは明解だと思います。
私は「最終的により良くするために受け入れられる否定」という見方で、それを自身の内面で納得して行えるシンプルな心構えとして「くささない」という感情的な言葉に置換ています。
では、くささない、とはどういうことでしょうか、、これは明日紹介いたします。
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