南国 ― 2009年05月01日 18:46
丸と角 ― 2009年05月07日 13:37
九州の電車のデザインは個性的で有名だそうですね。
小倉駅で見かけた2種の車両は、鉄道ファンではなくてもその外観に目を奪われます。
調べて見ましたら手前が特急有明号、奥が特急ソニック号とのこと。どことなく欧州の列車を彷彿とさせる印象で、移動手段より旅行の楽しみを優先しているように感じます。
地元の方曰く、特急料金のかからない準急などを利用する方が多いとの事で、やはり特別な時に乗るものなのでしょうね。
JR九州の列車ガイド
http://www.jrkyushu.co.jp/trains/index.html
小倉駅で見かけた2種の車両は、鉄道ファンではなくてもその外観に目を奪われます。
調べて見ましたら手前が特急有明号、奥が特急ソニック号とのこと。どことなく欧州の列車を彷彿とさせる印象で、移動手段より旅行の楽しみを優先しているように感じます。
地元の方曰く、特急料金のかからない準急などを利用する方が多いとの事で、やはり特別な時に乗るものなのでしょうね。
JR九州の列車ガイド
http://www.jrkyushu.co.jp/trains/index.html
雨のトリコロール ― 2009年05月08日 14:43
青い空 ― 2009年05月11日 11:58
先週末は気温が上がり、雨上がりの湿気はすっかり夏のようでした。
梅雨前の晴れた日は、太陽が高いせいなのでしょう、あらゆるものの色がすっきりと美しく感じます。
子供たちに誘われて公園に行きましたが、水たまりに映った空がとても綺麗でした。
写真はイタリア、カプリ島にある「青の洞窟」の中の水面です。とても有名な所ですので、光り輝くような光景をごらんになった方も多い事でしょう。
私はその水面の、水の色でもあり空の色でもあるような青が好きです。
青の洞窟 La Grotta Azzurra
http://www.capri.it/it/grotta-azzurra
梅雨前の晴れた日は、太陽が高いせいなのでしょう、あらゆるものの色がすっきりと美しく感じます。
子供たちに誘われて公園に行きましたが、水たまりに映った空がとても綺麗でした。
写真はイタリア、カプリ島にある「青の洞窟」の中の水面です。とても有名な所ですので、光り輝くような光景をごらんになった方も多い事でしょう。
私はその水面の、水の色でもあり空の色でもあるような青が好きです。
青の洞窟 La Grotta Azzurra
http://www.capri.it/it/grotta-azzurra
「デザインは詩だ」 ― 2009年05月12日 11:23
私が修業時代、先輩が「マリオ・ベリーニは『デザインは詩だ』と言っている。もっと要素を減らしていくんだ。」とある時教えて頂いたのを覚えています。
ややもすれば寂しいとまで言われた当時の私のデザインのどこを減らして行くのか、と始めはいぶかしく思いましたが、「詩」というキーワードが心に残り、あとあと美しいものとそうでないものとの違いについて、気づかせてもらったと思っています。
後日、この言葉の出典を探しましたが明らかにはできませんでした。でも、ベリーニ氏のデザインを見る度に、なるほどとひとりごちています。
ややもすれば寂しいとまで言われた当時の私のデザインのどこを減らして行くのか、と始めはいぶかしく思いましたが、「詩」というキーワードが心に残り、あとあと美しいものとそうでないものとの違いについて、気づかせてもらったと思っています。
後日、この言葉の出典を探しましたが明らかにはできませんでした。でも、ベリーニ氏のデザインを見る度に、なるほどとひとりごちています。
大屋根 ― 2009年05月13日 14:25
写真は高さ26m、幅が19mの木製の傘状の建築物です。
「EXPO屋根」と名付けられたこの大屋根は10基あり、ハノーファー見本市会場で万国博覧会が行われる際に作られました。
この屋根の下にはパビリオンと池があり、すっぽりと被われてなお広々とした空間を作っています。
下から見上げると、日本の大きな寺社を想起させる格子の構造が美しいですね。
壁のない高い屋根が作る開放的な空間は、木の根元にいるような寛ぎが感じられてとても好きです。横浜にもこんな空間が欲しいな、、と思っています。
EXPO屋根
http://www.germantimber.com/jp/on_forests_and_timber/modern_timber_construction/referenzobjekt/showItem/expo
「EXPO屋根」と名付けられたこの大屋根は10基あり、ハノーファー見本市会場で万国博覧会が行われる際に作られました。
この屋根の下にはパビリオンと池があり、すっぽりと被われてなお広々とした空間を作っています。
下から見上げると、日本の大きな寺社を想起させる格子の構造が美しいですね。
壁のない高い屋根が作る開放的な空間は、木の根元にいるような寛ぎが感じられてとても好きです。横浜にもこんな空間が欲しいな、、と思っています。
EXPO屋根
http://www.germantimber.com/jp/on_forests_and_timber/modern_timber_construction/referenzobjekt/showItem/expo
カーネーション ― 2009年05月14日 13:27
オノマトペ ― 2009年05月15日 11:28
「さらさら」「しんしん」など、音を言語として捉えるのは日本語の特徴で、「日本語脳」等ともよばれているそうです。
その「さらさら」や「しんしん」などの音を表現する言葉は擬音語、「びっしり」や「ふらふら」などの状態を表現するのは擬態語、両者をあわせて「擬声語」と名付けられています。またこれをフランス語で「オノマトペ」と言うそうです。
写真は、おそらく世界で唯一らしい「オノマトペ辞典」です。
「びっしり」のページには「ぴっしゃりぽん」という言葉も。
知らなかった擬音語もなんとなく分るのが「日本語脳」ならなのでしようね。楽しい辞典です。
オノマトペ辞典 書評
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20071210bk04.htm
その「さらさら」や「しんしん」などの音を表現する言葉は擬音語、「びっしり」や「ふらふら」などの状態を表現するのは擬態語、両者をあわせて「擬声語」と名付けられています。またこれをフランス語で「オノマトペ」と言うそうです。
写真は、おそらく世界で唯一らしい「オノマトペ辞典」です。
「びっしり」のページには「ぴっしゃりぽん」という言葉も。
知らなかった擬音語もなんとなく分るのが「日本語脳」ならなのでしようね。楽しい辞典です。
オノマトペ辞典 書評
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20071210bk04.htm
生産を取り戻そう ― 2009年05月18日 19:18
私たちは一日の活動内容のバランスが取れていることが大切だそうです。このバランスは心の安定に深く関わっているとの事。
それは「生産」「消費」「整理」の三つです。
ものを作り、使い、片づける。
ふむ、実感としてわかるような気がします。
現代で普通に生活していると、ほとんどが消費活動になっている方も多いかもしれませんね。また、料理や掃除などの「生産」「整理」をされている方も週単位で時間配分をされるでしょうから、毎日となるとちょっと難しいかも知れません。
これにデザインで何か出来る事はないでょうか?
・・そう考えているうちに「生産を日常生活の中に取り戻したい」と思い始めました。
今はまだまだ思案中ですが、いつかここで発表出来るように追いかけて見ようと思っています。
それは「生産」「消費」「整理」の三つです。
ものを作り、使い、片づける。
ふむ、実感としてわかるような気がします。
現代で普通に生活していると、ほとんどが消費活動になっている方も多いかもしれませんね。また、料理や掃除などの「生産」「整理」をされている方も週単位で時間配分をされるでしょうから、毎日となるとちょっと難しいかも知れません。
これにデザインで何か出来る事はないでょうか?
・・そう考えているうちに「生産を日常生活の中に取り戻したい」と思い始めました。
今はまだまだ思案中ですが、いつかここで発表出来るように追いかけて見ようと思っています。
城 ― 2009年05月19日 11:19
ここ数年、全国の城郭の入場者数が伸びているそうですね。歴史や戦国武将の人気もニュースになっています。
日本の城は、開国直後に多くが壊されたそうです。それでもいくつかは守られ、再建されました。その後暫く時を置いて、観光資源や地域の象徴として再評価される様になり、整備が進み、運営も改められるようになり、以前よりしっかりとした見ごたえのある展示に改められ、その成果が実を結んで少しづつ人気が出てきたのだそうです。
確かに、歴史、建築、都市、文化などなど、色々な視点で興味をそそる存在です。街と城の関係を感じながら近づき、城の中でその歴史を感じられれば、何かの物語を体感出来るかも知れません。それは魅力的な事ですね。
写真は姫路城です。ドイツのノイシュバンシュタイン城、万里の長城など、世界の名だたる城に負けない存在感です。
青い空と白い雲にそびえる城郭。変わらぬ美しさでしょう。
日本の城は、開国直後に多くが壊されたそうです。それでもいくつかは守られ、再建されました。その後暫く時を置いて、観光資源や地域の象徴として再評価される様になり、整備が進み、運営も改められるようになり、以前よりしっかりとした見ごたえのある展示に改められ、その成果が実を結んで少しづつ人気が出てきたのだそうです。
確かに、歴史、建築、都市、文化などなど、色々な視点で興味をそそる存在です。街と城の関係を感じながら近づき、城の中でその歴史を感じられれば、何かの物語を体感出来るかも知れません。それは魅力的な事ですね。
写真は姫路城です。ドイツのノイシュバンシュタイン城、万里の長城など、世界の名だたる城に負けない存在感です。
青い空と白い雲にそびえる城郭。変わらぬ美しさでしょう。
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