これはたとえ話ですが、レストランで提供するメニューはどなたが決めるのでしょうか？

オーナーシェフが細部までこだわったメニュー。
有能な開発スタッフが試行錯誤したメニュー。

それぞれ供されるお店のスタイルも規模も異なるようにイメージできますが、どちらも美味しくて価格に見合ったものであれば嬉しいですね。

さて、レストランをメーカー（またはブランド）、メニューを商品の仕様に置換えてみます。

メーカーのトップが細部までこだわった仕様。
有能な開発スタッフが試行錯誤した仕様。

どちらも成立していそうですね。ただ、前者のスタイルを感じさせるメーカーは少ないかもしれません。様々な事情はあると思いますが、このスタイルで仕様を決めることの難しさなのでしょう。
停滞した市場の中で、強い支持を集める商品を作るために、このスタイルに挑戦することも重要だと考えています。