修理二台2009年08月25日 12:35

今月は機器の故障が重なりました。一台はノートPC、一台は複合機です。供に修理に出しましたが、それぞれ気持ちよく上がってきましたのでご紹介いたします。


アップルストア・・

ノートPC(MacBookPro)のポインターが上手く動作しなくなったためアップルストアのサイトにアクセスしました。
サイトの案内は分りにくく、電話も繋がるまでは何度かかけることに。仕事のあい間でしたので、ここまでで一日を費やしてしまいました。指定された持込み日時は3日後の土曜日です。
指定された「ジーニアスバー」では待たされることなく、丁寧で分りやすい対応で所要時間もわずかですみました。
そして翌月曜日の朝に修理完了の知らせが。本体ケースとキーボードが新品となり美しく磨き上げられていました。

修理費は保証内のため無料、最初から最後までかかった日数は6日間、私の負担は持込みと受取り作業でした。


キヤノンサポートセンター・・

4年使用した複合機がプリント出来なくなりました。機種を新しくすることも念頭にサポートセンターに電話しました。
サイトの案内は分りやすく、電話もすぐに繋がり、「自動応答で待たされる」と思い込んでいた私はとても驚いてしまいました。
対応は丁寧で、修理費が一律料金であることなどもあわせてとても分りやすかったです。宅配の利用も出来ますが、窓口が近いので、持ち込むことにしました。持込みはいつでもいいとのことです。
翌日、移動の際にインク漏れを発見し、報告のため携帯で写真を撮り受付へ。受付窓口は分りづらく、重たい本体を抱えて道に迷ってしまいました。窓口でも少しだけ待ちました。
対応はとても丁重で、インク漏れについては平身低頭で謝って下さり、修理の無償化と自宅への配送にインク5セットを提供したいと提案して頂きました。望外の喜び、というと大げさですが、4年も使ったものなのでとても得をした気持ちにさせて頂きました。
そして5日後に消耗品の交換まで済ませた本体が無事配送されてきました。画質も使用感も新品の頃に戻ったようです。

修理費は無料、最初から最後までかかった日数は6日間、私の負担はインク漏れの後始末と持込み作業でした。


アップルは最初の敷居が高く、しかしそれを過ぎると気持ちのいいサービスが待っている、という印象です。顧客との関係性もフラットな印象で、ブランドイメージとの整合性を意図しているように思いました。

キヤノンは腰が低く、クレーマーでさえ納得させたいという姿勢を感じました。顧客との関係ともあわせて、百貨店のような安心感を大切にされているのかも知れません。

メーカーは商品を作って売るだけではない、ということを改めて実感しました。
そして、すでに「捨てる」「再利用する」までを含めた活動を求められています。
デザインももちろん、それらに対しての責任があるはずです。このことをどのように活かすか、、取組がいのあるテーマですね。
dmc.
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