読書2009年10月07日 23:22

骸骨ビルの庭
想像力を働かせる楽しみ、人物の心の移り変わりを追う奥深さ、言葉の妙、結末の感動、余韻のあとに残る感覚、、物語を読むことの味わいは「楽しかった」の一言ではいえないものがありますね。

小説を読む事は娯楽ではありますが、「人間」が描かれているものであれば、読後に残るものは財産となるでしょう。それはデザイナーにとって得難い貴重なものだと感じています。

宮本輝著「骸骨ビルの庭」
10年に一度出会えるかどうかの傑作です。


骸骨ビルの庭
http://shop.kodansha.jp/bc/books/topics/gaikotsu/

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