江戸の三色2009年11月04日 15:05

定式幕 歌舞伎座
定番の、という意味で「定式幕」というそうです。お馴染の三色は「黒」「柿」「萌葱(もえぎ)」です。劇場によって順番が異なったり、萌葱が白だったりするとのこと。起源は幕府から頂いた褒美の帆布とか、、はい、全て受売の情報です。

この定番の三色を改めて見ましたら、いわゆる湘南カラーとともに、意外にもアラビアやアフリカの国旗から、大地と太陽のイメージもしました。きっと奇抜で目立って粋なカラーリングだったんでしょうね。

芝居の中では「浅葱(あさぎ)」「黒」「赤」の三色が派手さと品の両方があってとても美しかったです。いつかどこかで使いたいな、と思ったりしました。


過去記事:三色
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