手触りのある絵 ― 2009年12月15日 22:35
トルコの全盲の画家「エスレフ・アーマガン」さん。
ボルボの新車、S60のキャンペーンで描いた絵の前での写真です。
このプロモーションに接するまで存じ上げなかったのですが、独学で絵画を習得、世界中にファンがいらっしゃるのですね。
上の写真も笑顔ですが、いつも笑顔を絶やさないお人柄のようで、絵にもやさしさが溢れていますね。
絵を描く時はまず対象物を触り、鉛筆でスケッチをし、わずかな筆跡を指でたどって確かめ、紙粘土でラインを引き、色を塗って行くそうです。
アーマガンさんの絵を拝見しますと、「見る」というのは目だけのものではないのだなぁ、とつくづく思います。アーマガンさんは「世界を知りたい」とおっしゃいます。指、それと恐らく耳で世界を「見ている」のでしょう。
「見る」というのは感じる事の一つですが、ただ感じるだけではなく、感じたものの量と関係性を捉えることで、より明瞭な像として立体化して行く事だとも言えるかもしれません。
ただ感じるだけではなく、「見る」ことが大切だ、と改めて思いました。
エスレフ・アーマガン
http://www.armagan.com/view.asp?i=1
S60キャンペーンムービー
ボルボの新車、S60のキャンペーンで描いた絵の前での写真です。
このプロモーションに接するまで存じ上げなかったのですが、独学で絵画を習得、世界中にファンがいらっしゃるのですね。
上の写真も笑顔ですが、いつも笑顔を絶やさないお人柄のようで、絵にもやさしさが溢れていますね。
絵を描く時はまず対象物を触り、鉛筆でスケッチをし、わずかな筆跡を指でたどって確かめ、紙粘土でラインを引き、色を塗って行くそうです。
アーマガンさんの絵を拝見しますと、「見る」というのは目だけのものではないのだなぁ、とつくづく思います。アーマガンさんは「世界を知りたい」とおっしゃいます。指、それと恐らく耳で世界を「見ている」のでしょう。
「見る」というのは感じる事の一つですが、ただ感じるだけではなく、感じたものの量と関係性を捉えることで、より明瞭な像として立体化して行く事だとも言えるかもしれません。
ただ感じるだけではなく、「見る」ことが大切だ、と改めて思いました。
エスレフ・アーマガン
http://www.armagan.com/view.asp?i=1
S60キャンペーンムービー
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