桜!2010年02月23日 14:38

桜 あざみ野で
今日、横浜でも桜が咲いていました。
ひだのある一重咲きは河津桜の仲間でしょうか。花びらの色が濃くて空の色に映えていますね。

桜色、水色と黒みがかった茶色、春の三色です。

触らせる2010年02月24日 23:14

今日、沢山のPCの企画開発に関わってきた方のお話を伺いました。ハードもソフトも色々なご経験をお持ちで、興味深いお話を伺いました。

特に考えさせられたお話は、PCのプリインストールソフトの使用率が1%以下だと言う事実です。
ネットの世界では母数が大きいことによって「1%」にも充分意味があるそうですが、ユーザー自身がお金を出して購入したものに含まれるものの使用率としては想像以上に低く感じました。

商品企画の際にユーザーの購買を刺激するものとして、「なくてもいいかもしれないもの」が商品に含まれる事はしばしば行われる事です。過剰包装と揶揄されるような事もありますが、実際に無くして見ると売上に響く経験則から、無くせない場合が多いようです。

売り手の事情はさておきまして、ユーザーとしては利用できるものは利用して行きたいですね。この時、重要な事は「機能する事」よりも「触りたい事」かもしれません。
「必要かどうか分からない」ものなわけですから、その目的=機能に価値を見いだす事は難しいです。
それより「触って見よう」と試す事でその機能の価値を体感出来る訳ですからね。

楽譜と棋譜2010年02月25日 18:23

6〜7年前に、どなたの作品か失念してしまいましたが、モーツァルトの楽譜を空中に並べたものがありました。それ自体とても透明感を感じるものでしたが、楽譜それ自体に美しさがあるように感じられました。ただ、楽譜が読める訳ではありませんので、音楽として楽しむ事は出来ませんでした。
楽譜を見ると頭の中に音楽が流れるという方は、もっと直感的に視覚と聴覚で味わえる作品なのでしょう。

話は飛びますが、囲碁をされる方に「名勝負の棋譜は美しい!」というお話を情熱いっぱいに伺いました。
勝負が決まった後の静けさ、そこに至るまでの物語、最後の一手の凄さ、、どれも美しいと感じるそうです。
囲碁の事は素人ですが、確かに棋譜には静謐な美しさがあるのかもしれません。

モノクロームの記号から情感豊かな美しさを感じてしまう。。
凄いです!

「上海デザインビエンナーレ2008」2010年02月26日 22:15

上海デザインビエンナーレ2008の弊社ブースの様子。(公式サイトより)
上海デザインビエンナーレ

昨日、Mさんから「公式サイトにdmcさんのブースが載ってるよ」とメールを頂きました。
Mさん、ありがとうございます!

会場の上海展覧中心は中露友好のために立てられたロシア風の建築です。
上海デザインビエンナーレ

毎回、著名なデザイナーを海外から招聘し、若者と交流する機会を与えています。
上海デザインビエンナーレ
99%学生の中に交じって、貴重なお話しを拝聴しました。
学生以外にも開放されていましたが、若者優先が徹底されていたのかもしれません。

上海デザインビエンナーレは、2年ごとに催されるデザインの展示会で、弊社は横浜市のご縁で出展させて頂きました。
上海のデザイナーを志す若者や野心あふれる起業家、才能を探すメーカーからご近所の主婦の方々、果ては盗めるものは盗ってやろうと言う不届きなものまで(!)多くの鋭い眼差しを浴び、率直な意見を伺い、中国の、少なくとも上海の空気を直に感じる事が出来た、とても貴重な経験でした。
dmc.
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