花の香り ― 2010年03月01日 23:59
大輪の白ゆり、カサブランカは一年につき一輪しか花を付けないためにとても高価な花でした。今は改良されて身近になりましたね。
写真は朝陽を浴びて強い芳香を放っているところです。「匂い立つ」の言葉にふさわしい豊かな香りです。
ところで、この「花の香り」は、品種改良の途中で失われてきた種が多いのだとか。チューリップの原種はとたも小さくて甘い香りがする、ひっそりと咲く花だったそうです。
お話を伺って片栗の花を想像しましたが、庭を飾る大輪の花になるまでの変化も興味深いです。
そういえば「チューリップバブル」という本に、チューリップがトルコからヨーロッパにもたらされる変遷について書かれていましたね。また読みたくなりました。
写真は朝陽を浴びて強い芳香を放っているところです。「匂い立つ」の言葉にふさわしい豊かな香りです。
ところで、この「花の香り」は、品種改良の途中で失われてきた種が多いのだとか。チューリップの原種はとたも小さくて甘い香りがする、ひっそりと咲く花だったそうです。
お話を伺って片栗の花を想像しましたが、庭を飾る大輪の花になるまでの変化も興味深いです。
そういえば「チューリップバブル」という本に、チューリップがトルコからヨーロッパにもたらされる変遷について書かれていましたね。また読みたくなりました。
雲 ― 2010年03月02日 23:00
「大人しい」 ― 2010年03月03日 23:50
最近は色々な方からの興味深いお話をご紹介する事が多くなりましたが、今日は「大人しい」ということについて伺いました。
有名な事だそうですが、ある皇族の方はコンサートの鑑賞中に全く動かないそうです。曰く、じっとしていることが品であり洗練なのだと。
微笑みを浮かべながら数時間じっとしている、、私には並の精神力では出来ないことだと感じました。
「威風堂々」という言葉もありますが、動じないことは信頼や威厳の表れである、ということなのでしようね。
話はとびますが、歌舞伎で芝居の始まりに役者がじっと目を閉じて座っているシーンがあります。人形浄瑠璃を由来とする演目の場合には浄瑠璃に敬意を表して人形の姿を模しているのだそうです。
このシーンは何とも言えない緊張感でとても美しいものです。
あの静けさは確かに「品」の表れと言えるでしょう。
有名な事だそうですが、ある皇族の方はコンサートの鑑賞中に全く動かないそうです。曰く、じっとしていることが品であり洗練なのだと。
微笑みを浮かべながら数時間じっとしている、、私には並の精神力では出来ないことだと感じました。
「威風堂々」という言葉もありますが、動じないことは信頼や威厳の表れである、ということなのでしようね。
話はとびますが、歌舞伎で芝居の始まりに役者がじっと目を閉じて座っているシーンがあります。人形浄瑠璃を由来とする演目の場合には浄瑠璃に敬意を表して人形の姿を模しているのだそうです。
このシーンは何とも言えない緊張感でとても美しいものです。
あの静けさは確かに「品」の表れと言えるでしょう。
「暗渠」 ― 2010年03月04日 17:34
昨日書店で「東京ぶらり暗渠探検」というムック本を見つけました。

「暗渠を知れば・・」のコピーはちょっと大袈裟ですが、かつて大湿地帯だった「江戸」の名残は感じられるかもしれません。
暗渠、個人的な懐かしさから衝動買いしましたが、このビジュアルでそそられる人はどの位いらっしゃるのでしょう(といいながら、私はのってしまったのですが・・)
私事ですが、私が暗渠にひかれるのは子供の頃の記憶からです。脇に染物小屋もあった沢に塞がされて商店街となっていました。商店街の端から幹線道路までの100m位は塞がなくドブ川のようでしたが、雨が降ると蓋の下から水のごうごうと流れる音がしました。ある年台風で氾濫し、その後工事が進められて完全な暗渠になりました。
そのドブ川に夕陽が当るととても美しく輝くのが、子供心に不思議で大好きな光景でした。
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