花の香り2010年03月01日 23:59

白ゆり カサブランカ
大輪の白ゆり、カサブランカは一年につき一輪しか花を付けないためにとても高価な花でした。今は改良されて身近になりましたね。
写真は朝陽を浴びて強い芳香を放っているところです。「匂い立つ」の言葉にふさわしい豊かな香りです。

ところで、この「花の香り」は、品種改良の途中で失われてきた種が多いのだとか。チューリップの原種はとたも小さくて甘い香りがする、ひっそりと咲く花だったそうです。
お話を伺って片栗の花を想像しましたが、庭を飾る大輪の花になるまでの変化も興味深いです。

そういえば「チューリップバブル」という本に、チューリップがトルコからヨーロッパにもたらされる変遷について書かれていましたね。また読みたくなりました。

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