アート・・ ― 2010年03月24日 23:59
先月書店で見つけた写真集です。「筋肉を透明化し、軟骨を青く、硬骨を赤く染色する」という骨格研究の手法、と説明書きがあります。
私はこれを美しいと感じて、衝動的に購入しました。
しかし読み進めると、この標本は純粋に芸術作品として作られて売られていることが分りました。これは私の倫理観、というと大袈裟ですが、してはいいこととそうでないことの境目を刺激するものでした。
研究目的の標本と思い込んでいた時は単純に美しいと感じたものが、その目的を知って困惑してしまいました。
何故困惑しているかと申しますと、美しいと感じながら違う感情を持っているからです。
では、切花やプリザーブドフラワーは良くてこれはダメ、という根拠も確たるものがある訳でもなく。。
私の倫理観はさておきましても、美しさを牽引力に問題提起をする、これこそがアートだと言えば、そうなのでしょうね。
美を究極の価値に置いた西洋的な価値観が100年前に崩れたといわれるのが、ちょっとだけ分るような気がする、、というのは大いに言い過ぎですね。
私はこれを美しいと感じて、衝動的に購入しました。
しかし読み進めると、この標本は純粋に芸術作品として作られて売られていることが分りました。これは私の倫理観、というと大袈裟ですが、してはいいこととそうでないことの境目を刺激するものでした。
研究目的の標本と思い込んでいた時は単純に美しいと感じたものが、その目的を知って困惑してしまいました。
何故困惑しているかと申しますと、美しいと感じながら違う感情を持っているからです。
では、切花やプリザーブドフラワーは良くてこれはダメ、という根拠も確たるものがある訳でもなく。。
私の倫理観はさておきましても、美しさを牽引力に問題提起をする、これこそがアートだと言えば、そうなのでしょうね。
美を究極の価値に置いた西洋的な価値観が100年前に崩れたといわれるのが、ちょっとだけ分るような気がする、、というのは大いに言い過ぎですね。
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