「自分以外の人のために」 ― 2010年03月08日 23:57
今日、別の業界から転身した若いデザイナーからメールを頂きました。以前ある方から紹介されて、密かに応援していた方ですので、夢叶えてデザイナーとして一線で働いていらっしゃることを伺い、とても嬉しいですね。
今後もっともっと成長するにはどのように過ごして行けばいいか、、真剣な姿勢にこちらが襟を正す思いがしました。
そのメールを交換する中で、改めて認識したことは「自分以外の人のためにデザインする」経験が能力を磨いてくれる、ということです。
デザイナーを目指すからには必ず「やりたい事」があると思うのですが、そのことだけを追いかけている人よりも、視野が広がるのはいうまでもないのですが、、。
もっと積極的な言い方をしますと、自分のおかれた環境を自分の糧にしてしまう、そういう懐が広がる経験となって行くようです。
私自身、ただ単に自分がやりたいことだけをやる事に満足できないから、そんな風に感じるのかもしれませんね。
今後もっともっと成長するにはどのように過ごして行けばいいか、、真剣な姿勢にこちらが襟を正す思いがしました。
そのメールを交換する中で、改めて認識したことは「自分以外の人のためにデザインする」経験が能力を磨いてくれる、ということです。
デザイナーを目指すからには必ず「やりたい事」があると思うのですが、そのことだけを追いかけている人よりも、視野が広がるのはいうまでもないのですが、、。
もっと積極的な言い方をしますと、自分のおかれた環境を自分の糧にしてしまう、そういう懐が広がる経験となって行くようです。
私自身、ただ単に自分がやりたいことだけをやる事に満足できないから、そんな風に感じるのかもしれませんね。
「雑技王」 ― 2010年03月09日 13:58
昨日、中国雑技団「雑技王」を観てきました。

「皿回し」の演目は金賞受賞作。これが何とも言えず可愛らしかった!
中国雑技団は初めて観ましたが、とても洗練されていて感激しました。
雑技の以前の印象は「凄い!」でしたが、今回は「可愛いくて綺麗で凄い!」です。
技の完成度を見せるだけでなく、音楽、衣装、振付が素晴らしかったです。
「らしさ」は禁句の「横浜ランデヴープロジェクト」 ― 2010年03月10日 23:11
横浜市のIDECさんのご縁で「横浜ランデヴープロジェクト」のレセプションパーティーに参加させて頂きました。

ランデヴープロジェクトはアーティストやクリエイターの方々と企業との幸運な出会いを通して新しい商品を創っていくプロジェクトで、2000年から大阪、静岡と成果を挙げ、昨年から横浜を舞台に進めているそうです。
会場は「象の鼻テラス」です。開港150年を記念して作られた象の鼻パークの中にあります。
今日はその発表の場で、アーティスト、クリエイター、参加企業の方々が一堂に集いました。
「ピクニック」をテーマに様々な試みが提案されていました。ワークショップを通して商品化された紅茶をテイスティングしながら、芝生を模した展示スペースの上で寛ぐ事ができたりして、ピクニックを体感出来るようになっています。
アートの効いたピクニックシーンはすぐ実現しそうですね。商品化が楽しみです。
ところで、会場にいらしていたプロジェクトの企画をされたMさんから興味深いお話を伺いました。
以前「横浜らしさ」について即答出来なくて困ったことを書きましたが、Mさんにそのことを伺いましたら意外な言葉を頂きました。
「『横浜市らしさ』は禁句にしました。」
曰く、「横浜らしさとは」と考えると内向きな発想で閉じこもってしまう、結果的に「あれは横浜らしいね」となればいい、だから横浜らしさには興味がない、と。
・・なるほど!
自分らしさに逡巡する思春期のようなものだと思えば、確かにそうですね。やるべき課題に真っすぐに突き進むエネルギーこそが必要で、結果はあとからついて来るということは、かつて経験したことなはずですね。
ただ、横浜の実情にあったやり方はあるだろうともおっしゃっていて、私もそこにこそ悩みがあると思いました。
もっと色々お話を伺いたかったです。Mさん、ありがとうございました!
再会 高橋信雅さん ― 2010年03月11日 23:59
昨日のレセプションには、私のお会いしたい方が参加されると聞いておりました。
イラストレーターでアーティストの高橋信雅さんです。
私は髙橋さんの絵が大好きで、スタジオにいつも飾っているのです。
ベニア板に書かれた肖像画。
とんぼ。額も作品の一部です。
これら以外にも何点かありますが、どれも美しいです。
2001年にたまたま一度ギャラリーでお会いしたのですが、気さくで、エネルギッシュで、率直で、行動的で、、いっぺんにその人柄が好きになりました。それ以来のファンなのです。

喜びの再会です!
「とんぼ」を持参したのですが、とても喜んで下さいました。
そして、なんと似顔絵入りのサインをして下さったのです!
お宝です。髙橋さん、ありがとう!
サインの中にある幽霊は「絵」のメタファーなのだそうです。
幽霊は見えないもので、見ようとしないと見えないもの。絵も同じで、見ようとしなければ見えてこない。それを良く見つけてくれた、ありがとう、、という意味なのだそうです。
この「ありがとう」の感謝の気持ちが、髙橋さんの絵の根っこにある魅力なのかもしれません。
以前にも増して気さくで、エネルギッシュで、率直で、行動的な方でますますファンになりました。
今回のプロジェクトの成果も楽しみです!
横浜裏路地散策 久米信行社長・染色家すずきあきさん ― 2010年03月12日 23:59
お天気が良かったので久米社長と夕方の大桟橋へ。ミルクのように溶け込むオレンジ色が綺麗でした。
左の方、うっすらと富士山が見えています。

いっしょに記念撮影して頂きました!
このあと、弊社のご紹介をさせて頂きながら貴重なアドバイスを沢山頂きました。いつも笑顔と優しいお声でご指導して下さいます。
いつも本当にありがとうございます!成果が上がるようチャレンジして行きます!
その後、今日のメインテーマ「裏路地散策」に出発です。まず「秘密のお店」ですずきさんと合流、おいしいもので胃袋を満たし、野毛あたりの裏路地を歩きました。
大好きな街をお二人に見て頂くのは何とも言えない緊張感ですが、街の表情をそれぞれに楽しんで下さったのが嬉しかったです!

美意識を感じるほうきたち。

遠くにランドマークが見えます。
同席した妻ともども、沢山の元気と知恵を授かった楽しくて幸せな夜でした。
久米さん、すずきさん、ありがとうございました!
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