徹底的に使う人とほとんど使わない人 ― 2010年07月12日 20:26
一つのものをデザインする時、徹底的にターゲットイメージを鮮明にしてそこへ向けてデザインする、というアプローチがあります。
プロダクトでも広く効果を発揮しますし、大勢が判断基準を共有するためにも使い勝手がいいです。
ただ、この方法論は人が変化することを一般的には想定していません。
例えば初めて買うエントリーモデルと、もの足りなくなって買う高スペックモデルは、「見かけ上別々のターゲット」と捉える発想で作られています。しかし実際は一人のユーザーが時間差で買う、というのはよくあります。ユーザーが変化すると、別のターゲットになってしまうのです。
細分化した方が市場が盛況になりますので、判っていてあえて無視していると言う方が正確かもしれませんね。
また、この実際には好みも習熟度も興味の深さも「変化する一人のユーザー」をターゲットとして捉えたデザインもあります。
このアプローチでとても有効な方法を一つご紹介します。それは「徹底的に使う人」と「ほとんど使わない人」の両方のユーザーを知る事です。
この両者の対比には、習熟度、生活内での位置づけ、価値観、ライフスタイル等の、時間に伴う変化をひもとくヒントが沢山あるのです。
一つの商品を長時間使用する市場ではとても大切な観点です。例えば、最近注目を集めているBOP市場にはとても有効でしょう。
プロダクトでも広く効果を発揮しますし、大勢が判断基準を共有するためにも使い勝手がいいです。
ただ、この方法論は人が変化することを一般的には想定していません。
例えば初めて買うエントリーモデルと、もの足りなくなって買う高スペックモデルは、「見かけ上別々のターゲット」と捉える発想で作られています。しかし実際は一人のユーザーが時間差で買う、というのはよくあります。ユーザーが変化すると、別のターゲットになってしまうのです。
細分化した方が市場が盛況になりますので、判っていてあえて無視していると言う方が正確かもしれませんね。
また、この実際には好みも習熟度も興味の深さも「変化する一人のユーザー」をターゲットとして捉えたデザインもあります。
このアプローチでとても有効な方法を一つご紹介します。それは「徹底的に使う人」と「ほとんど使わない人」の両方のユーザーを知る事です。
この両者の対比には、習熟度、生活内での位置づけ、価値観、ライフスタイル等の、時間に伴う変化をひもとくヒントが沢山あるのです。
一つの商品を長時間使用する市場ではとても大切な観点です。例えば、最近注目を集めているBOP市場にはとても有効でしょう。
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