潮騒の音2010年09月21日 23:45

稲村ケ崎 月
波と波の間、風が止んだ森、雪の降る夜、、無響音とは明らかに異なる静けさを感じる瞬間があります。
「静寂の音(サウンド・オブ・サイレンス)」というそうですが、音と音の間にある静寂は、音楽的な余韻をともなう心地よさですね。

写真は先週末、夜の稲村ケ崎です。潮騒は静かで風は柔らかく、砂は暖かでした。

話は飛びますが、この感覚的な印象はそのままに、観測的な数値として残したい、という衝動もあらためて確認しました。
測りたい!という衝動、おかしいですね。

でも、身近な物理量を知り続ける事で、あらたな認知が、あらたな感性として拓かれて行くのではないか、、。
そんなことを夢想して帰ってきました。

過去記事:数値を知る
http://dmc.asablo.jp/blog/2010/09/10/
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