ソマリア産 フランキンセンス2010年11月17日 18:02

ソマリア産フランキンセンス
香りが好きで、スタジオではお香を焚いたり、家でアロマを焚いてもらったりしています。
写真は最近流行っていると言うフランキンセンス、乳香です。
古代から聖なるものの香りとして尊ばれていて、ヴァチカンでも焚かれているのはこれだとか。
名は乳香ですが、清涼感のある木質の香りです。樹脂が白く固まる姿からその名がつけられたそうです。
ちなみに中国茶の世界で言う乳香は、ミルクのような匂いという意味で、フランキンセンスとは異なります。

さて、このフランキンセンスのパッケージを見て驚きました。「原産国:ソマリア」とあるのです。
子どもの頃、バッタの大群が出ると言うニュースで覚えた国は、男性も女性もスラッとした容姿でどこか東洋的な顔立ちで、密かに憧れていた地でした。
しかし近年は貧困と内戦で名が知られ、人権問題の話題も多く、今も分断されたまま無政府状態が続いています。。

聖なる香りの産地ソマリア。
不幸が少しでもなくなる為に出来る事は何か、、心に収めて行きましょう。

コメント

_ kmatsu ― 2010年11月21日 23:52

フランキンセンスの香り、良いですよね。私も大好きな香りです。
聖書ではイエスキリストが生まれた時に東方の博士たちが持ってきた贈り物の一つがこの乳香でした。贈り物は黄金、没薬、乳香の3つでした。よく東方の三博士と言われますが、聖書の中には占星術の学者たちとしかないんですよね。贈り物が3つだったから3人だったと言われているらしいです。

_ ― 2010年11月22日 08:29

kmatsuさん
コメントありがとうございます!

古代エジプトから使われていたそうですから、人に聖なるものを感じさせる何かがあるのでしょうね。

占星術の学者が東方の三博士になったんですね、こういう物語の装飾は他にもある事ですから、私の知っている知識も原点からは遠くなっている可能性の方が多いのかもしれませんね。
奇しくもキリストは1000年後に最後の審判を下すと託し、釈尊は1000年で教えが崩れ、2000年で滅びると説きました。時代とともに人のあり方がいやおうもなく変遷する事を見通しての事でしょう。(釈迦は2000年以降に次の法が現れると説いたとも言われるようです)

・・受売をさらけてしまいましたが(^^;、人は変わる、そして本質は変わらない。この間にいつでも答えがある様に思っています。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://dmc.asablo.jp/blog/2010/11/17/5516723/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

dmc.
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
「デザインの言葉」 by Fumiaki Kono is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License.