10枚のTシャツとスカイツリー2010年12月06日 23:50

先週末、久米繊維工業株式会社本社ショールームで行われました、「すずきあき ×10pieces exhibition -LUNA10ー月のうつろいを草木で染める-」を観てきました。

すずきあき Tシャツ
季節の移ろいを月の満ち欠けで表現された、優しい風合いの手染めTシャツたち。
鮮やかなミモザの黄色、ドクダミの涼しげな水色、ドングリの紫味のある茶色など、それぞれの天然草木染めの色が魅力的です。

Tシャツの下に置かれているのは同じ染め色のシルクストール。
こちらはシルクの質感がまた異なる軽さを感じさせています。
すずきさんのクールな世界観の中にあって、優しさと涼やかさの漂う空間になっていました。

ショールームにて拝見した後、染めやワークショップなどのお話をしていると、久米繊維の久米信行社長が「スカイツリーツアー」に誘って下さいました!

贅沢な事に、久米さんの運転する車に乗せていただき、スカイツリーの真下から墨田のディープな下町を案内して頂きました。

スカイツリー
真下から。
三角形から円形に変形する鉄骨は目の錯覚で傾いて見えます。観るところにより手前に倒れそうな印象も。

スカイツリー
この日の高さは511mでした。
第一展望台ですでに東京タワーより高いのですが、にょきっと立っているせいでしょう、東京タワーほどの高所を感じませんね。

スカイツリー
見上げる人々。
この方々は何かの撮影だったようですが、私たちをはじめカメラを掲げる姿がここかしこにありました。

スカイツリー
下町の路地と。
墨田ならではのこのコントラストが上手く残ってくれるといいなぁ、、と思います。

スカイツリー
新名所の十間橋(じゅっけんはし)から。

スカイツリー

このあと、長屋カフェ、スパイスカフェと、下町路地に溶け込む魅力的なスポットにも連れて行っていただきました。
開発の進む地域と下町の混在する活気ある墨田のエネルギーに触れて触発されましたです。
久米さん、すずきさん、楽しいツアーありがとうございました!
dmc.
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