欲しいものを作る2011年01月19日 23:59

ここのところ「欲しい!を強く言える人」の大切さを感じています。
今日はメーカーの中に実在するリアルな開発者の「自分が欲しい!」がいかに大切であるかを感じました。

長く同じメーカーや市場の中にいますと、企業内の立場や他者への気遣いから「こうあるべき」を、自分の本音とは別の所に構築してしまうこともあるようです。
よく「本当はこうしたい」という言葉を耳にしますが、その「本当のところ」が実はとても大切なのです。

なぜ大切なのかと言いますと、その「本当」が本当なのかどうか試していないことが多いからです。この点を踏まえて、「自分が欲しい」を試し、評価していくことで一歩前に出らるんですね。

ここで大切なのは、その実在の誰かの思いが、ブランドの目指すべき方向と合致しているかどうかなのですが、自身で試す事ではっまりと自覚出来るのです。
その結果、その場所に留まらないという結論もあるかも知れませんが、その可能性があるからこそ重みがあるのでしょう。

過去記事:Personal Brand パーソナルブランド
http://dmc.asablo.jp/blog/2011/01/06/
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