雲間2011年02月16日 23:59

雲間 夕陽
厚い雲の向こうには光の世界。
言い古された例えではありますが、厳しい状況をくぐり抜ければ新しい地平が開けると言うものです。

さて、デザインの新しい地平とはなんでしょう。
昨年からBOPや少量生産、ブランドの立上げなど幾つか具体的なチャレンジをしていますが、その中で感じた一つの方向性があります。
それは、業態の変化、です。
これまでの分業では成しえなかったモノやサービスが台頭し、産業構造の変革が迫られている事が背景にあるのは言うまでもありませんが、メーカーとユーザー、送り手と受け手、という構造も溶け合い始めているようです。

その時、デザイナーはあらゆる事にデザインの視点を持って乗り込み、それぞれの価値観と自身の価値観を行き来しつつ、時には誰かにお願いし、ある時は全て自分でする。そんなパワフルで万能な人にしか出来ない仕事になりそうです。

ちょっと自分には無理かも、、そう思ってしまいそうですが、卑近な範囲ではやれることであり、それこそが人としての仕事なのかも、、そう思っています。

ところで、昨日ある方に「運のいい人は機嫌がいい」という話を伺いました。
なるほど、笑う門には福来る、ですね。機嫌よく参りましょう。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://dmc.asablo.jp/blog/2011/02/16/5685939/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

dmc.
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
「デザインの言葉」 by Fumiaki Kono is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License.