「世界で一番美しい元素図鑑」2011年03月18日 23:59

先日魅せられて衝動買いしていた「世界で一番美しい元素図鑑」を昨日はじめて開きました。

「元素コレクター」の視点から、元素ひとつにつき見開き2頁(金やウラン等は4頁)で写真とともに紹介されています。
元素コレクターならではの蘊蓄が、物質への興味を掻き立てます。

例えば、天然で存在する最も大きな元素はウランです。ウランはその8年前に発見された天王星(ウラヌス)から名付けられました。
純ウランには金色の輝きがあり、アメリカでは合法的に所有することが出来ます。
また放射能はウランの発見(1789年)から106年かかりました。
含有量0.72%のウラン235の分離には技術と莫大なコストがかかりること、プルトニウムはそれに比べて容易に作り出すことが出来ること。。
知らない事ばかりですが、ついつい引き込まれてしまいました。

テクノロジーが社会の中で理解されること、、困難ではあっても重要な意味があると、改めて気付かされます。
dmc.
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