ふさわしいUI 変化に注意 ― 2011年07月12日 23:59
スマートフォンが勢い良く「普通」になりました。
実際のシェアとは別に、多くの皆さまのこころのなかにある「画面が主たる機器」のメンタルモデルが刷新されたと思ってもいいでしょう。
小さな液晶画面の機器があって、そこに動作を促すインフォメーションがあるとしますね。
ちょっと前までは、、
・文字は情報としてのみ受取られる。
・ボタンの絵やフラッシングなどがあると「触る」動作が促される
・矢印が画面の中と外、どちらの空間を指すかは場合による。
でした。
これが最近では、、
・文字情報も操作可能として受止められる。
・矢印は画面内の動作方向を指す。
となってきました。
喩えとしては少々強引ですが、たとえば、、
「エアコンのスイッチを切って下さい→」
というインフォメーションがあったとして、以前は矢印の先にあるハードスイッチを切るという意味として成立していました。
しかし最近のメンタルモデルでは「→」は右方向へフリックさせることを促しているようにも見え、「画面をフリックして現れるであろうエアコンのスイッチをタッチする」という意味としても成立します。
これは操作不可能なデバイスの場合、状況によっては「触れない/触らせない」デザインが必要だということですよね。そうしないと、そのデバイスは「愚かな」印象を持たれてしまいます。
これ、実際に起き始めています。非常に難しい課題が沢山ありますが、ユーザーに寄添って見れば判らなくもないですから、ひとつひとつ丁寧に解決して行きたいと思っています。
実際のシェアとは別に、多くの皆さまのこころのなかにある「画面が主たる機器」のメンタルモデルが刷新されたと思ってもいいでしょう。
小さな液晶画面の機器があって、そこに動作を促すインフォメーションがあるとしますね。
ちょっと前までは、、
・文字は情報としてのみ受取られる。
・ボタンの絵やフラッシングなどがあると「触る」動作が促される
・矢印が画面の中と外、どちらの空間を指すかは場合による。
でした。
これが最近では、、
・文字情報も操作可能として受止められる。
・矢印は画面内の動作方向を指す。
となってきました。
喩えとしては少々強引ですが、たとえば、、
「エアコンのスイッチを切って下さい→」
というインフォメーションがあったとして、以前は矢印の先にあるハードスイッチを切るという意味として成立していました。
しかし最近のメンタルモデルでは「→」は右方向へフリックさせることを促しているようにも見え、「画面をフリックして現れるであろうエアコンのスイッチをタッチする」という意味としても成立します。
これは操作不可能なデバイスの場合、状況によっては「触れない/触らせない」デザインが必要だということですよね。そうしないと、そのデバイスは「愚かな」印象を持たれてしまいます。
これ、実際に起き始めています。非常に難しい課題が沢山ありますが、ユーザーに寄添って見れば判らなくもないですから、ひとつひとつ丁寧に解決して行きたいと思っています。
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