薄曇り2011年09月08日 23:59

薄曇り 電線
ここのところ雲の表情が様々で、つい見上げてしまいます。
今日は薄曇越しの朝の太陽の金色が柔らかく、背景の水色と混ざって綺麗でした。

「見立て」2011年09月09日 23:59

合歓 盆栽
写真は合歓木の盆栽です。2002年撮影ですから9年前のものですね。
先端のごろごろした固まりが蕾で、夜になると甘い芳香を漂わせながら一夜限りの花を咲かせます。
この樹は真直ぐとのびていて、咲く姿がきっと夏の花火のようだと思い、海の小島をイメージした鉢に仕立てたことを覚えています。

果たして皆さまに私の見立てが伝わったかどうかはさておきまして、盆栽の楽しみ方にこの「見立て」というのがあります。
樹それ自体の立派さ、古色、飄々とした感じだけでなく、鉢や足下の苔も含めたその鉢全体にどんな風景を見いだすか、という遊びですね。

この「見立て」は遊びですが、そこに様々な意味や物語りを掬い取れることから、人が欲しいと感じる付加価値の源(のひとつ)なのではないかと考えています。(今更私が言うまでのことはないのでしょうね、きっと。)

であれば、デザインの価値は本当はどこなのか、、判りやすい道筋が見えてきそうです。

ちなみに盆栽はアートではないという議論もあります。私はどちらでも構いませんが、見立てが表現を伴う以上やっぱりアートなんだろうと思っています。

赤い鉄橋2011年09月12日 23:59

赤い鉄橋
昭和のはじめ、横浜山手の打越というところにかけられた鉄橋です。
この先に大きな公園があって、子供の頃はこの鉄橋の下をバスで通るのが好きでした。今もこのきついカーブのアーチが綺麗だなぁ、と思います。

横浜にはベイブリッジをはじめ、開港当時にイギリスから輸入した鉄橋が残されていたり、柳宗理さんの歩道橋が現役だったり、、今度橋を巡ってみようかな、なんて思いました。

ケニアの器2011年09月13日 23:59

ケニア製陶器の小物入れです。
ケニアの器
ポケットの中身を入れておくのに丁度よくて、机の脇に置いています。

ケニアの器
器中央の、入れることを拒むように大きいグリップは、掴むには丁度良いサイズです。

小物入れとして使っていますが、もしかしたら灰皿か何か、別の用途、もしくは単なる造形の遊びかも知れません。

ケニアの器
これを作った方(またはメーカー)の他の作品を見てみたいと思うのですが、横浜か東京のアフリカ系を思わせる外国人の出店で買ったことを覚えていますが、それ以上の手掛りがないです。
引掻き文字で「AHDCO @ AS'ART」とありますが、検索しても何もヒットしませんでした。
まあ、こういうものくらい謎めいているのもいいですね。

ウルトラライトな未来2011年09月14日 23:59

昨年来、HKさんに教えて頂いた「ウルトラライト」というコンセプトに魅了されています。

発祥はアウトドアの世界で、フル装備しても充分に軽量で、体力の比較的乏しい人でも何も妥協せず楽しむことが出来る、というものです。そもそも一人の高齢の女性のチャレンジから始まったとも伝え聞きました。

軽量化は様々な恩恵をもたらしました。まず体力への負担軽減と、そのことによる活動範囲の広がりです。活動範囲が拡がると同じ時間内で経験出来る事が増えますから、おのずと経験値や体験の質も向上する事でしょう。
また、軽量化は過度な便利さを削ぐ効果があり、プロダクトの本当に必用な機能と性能を引き出すトリガーとなるのですね。
これは同時に、素材や技術の方向性を指しているとも受取れます。

「サスティナブル」「ソーシャル」「シェア」「エシカル」、、今世紀になって盛んに聞かれるようになったキーワードの背景には「IT」とともに「ウルトラライトなもの」が見え隠れしています。
特にこれからはエネルギーに目を向けていく必用がありますが、その視点でも大きな意味を持つと思います。

さらに、軽量化は「重力からの開放」というエレガンスの背骨に通ずるものがありますから、ハイカルチャーの中にこの「軽さ」も浸透して行けそうです。

前世紀が「コンビニエンス」なら、今世紀は「ウルトラライト」かもしれない、、そんな予感も私は感じてしまいます。

過去記事:ウルトラライト
http://dmc.asablo.jp/blog/2010/06/07/
dmc.
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