木通(あけび)2011年10月11日 02:59

勝沼で売っていた木通です。あんまり立派だったので見とれてしまいました。

木通

木通

木通

種の回りの部分(胎座というそうです)が甘く、ここを鳥や獣たちに与えて種子の拡散させているんですね。
これまでは薄甘い素朴な印象だったのですが、この木通は全然違いました。とろっと濃厚でとても甘かったです。驚きました。
皮も肉詰めや味噌炒めで食べるそうです。

それにしてもこの形、「食べて」というアフォーダンスが凄いなぁと思ってしまいます。
 山あいで目立つ紫色の実。
 一ヶ所に沢山の結実。
 食べごろを知らせる裂開。
 食べやすく甘い実。

どの果実も同じように進化しているのでしょうけれど、手でもいでかぶりつく形、と言う意味ではバナナを思わせる形ですね。

コメント

_ Kieton ― 2011年10月12日 11:48

食べてもらう為のカタチかぁ。
人間はどんな風に進化してきたのかな。。。。

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