あれは10年前 ケータイデザイン ― 2012年03月26日 23:59
過去の写真資料整理をしていましたら、ちょうど10年前の欧州(イタリア)の携帯電話が出てきました。日付は2002年4月になっています。
ケータイショップ。
おじいちゃんがばしっと決めて彼女連れて歩いてるのが雰囲気です。
圧倒的に強いノキア。
当時の400ユーロは5万円台後半でしょうか。それでも人気は衰えなかったと思います。
サムスンは高級機種も出し始めた頃だったようですね。
日本製も発見!実はかなり探してやっと見つけた感じです。
日本独自のPDC方式の製品を輸出用のGSM方式に作り替えていたために、ベース機種が型落ちになっているのが判ります。
他社製品より明らかに画面が大きいのはiモード由来ですが、この時はそれがアドバンテージにはなっていませんでした。
上は着せ替えカバー、中下は家庭用コードレスフォンです。
日本ではFAX留守電が主流で、このようなものは見かけない頃でした。
当時日本で人気のあったのは「N503is」でしたね。
このころの数年間はNの二つ折りが圧倒的な人気でした。他社も二つ折りになったのはこの頃からです。
最初の二つ折り(N201)は画面が小さかったのですが、iモードとともに画面が大きくなり二つ折りのメリットが活きていました。
去年から日本ではスマートフォンが主流ですが、音声技術やタンジブルなUIが登場したら、またがらっと変わるのでしょう。楽しみです。
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