カメラクリップ 「Peak Design Capture」 ― 2012年10月09日 22:03
山歩きでカメラを持ち歩くのに難儀していましたところ、こういう製品があると教えて頂きました。
Peak Design社の「Capture」です。
早速購入、試して見ます。
ネジ(十時のパーツ)を緩めるとV時に開きます。この間にリュックのストラップやベルトを挟み込みます。
赤いボタンを押すとクイックシュー(カメラ固定部)が外れます。
一日山歩きで(6時間半)使って見ました。
良い所はやはり収まりの良さです。ネックストラップは大きく揺れますし首にも負担がかかりますが、リュックに固定なら両手があき、姿勢も取りやすいです。
また、誤落下防止にネックストラップをつけたまま使いましたが、それは気になりませんでした。慣れればハンドストラップだけに出来ると思いますが、このままでも良さそうに思いました。
難点はムービーからイメージしたほど取り外しが簡単ではなかった事。
右手のグリップで赤いボタンを押しますが、私の手では結構遠いです。
また、シューを動かす角度と本体の角度がしっかりあっていないと抜き差し出来ません。これはしっかり止まるために遊びが少なく出来ているからだと思います。
この2点、一日の使用では最後まで慣れる事はありませんでした。
とはいえ収まりの良さは魅力ですので、慣れれば使いづらさは軽減されると期待して、暫く使って見ようと思います。
もうひとつ、本体がごついので、装着部分が痛くなりました。
これは私がへたれなので、ご参考までに
Peak Design社の「Capture」です。
Capture by Peak Design from Peter Dering on Vimeo.
早速購入、試して見ます。
ネジ(十時のパーツ)を緩めるとV時に開きます。この間にリュックのストラップやベルトを挟み込みます。
赤いボタンを押すとクイックシュー(カメラ固定部)が外れます。
一日山歩きで(6時間半)使って見ました。
良い所はやはり収まりの良さです。ネックストラップは大きく揺れますし首にも負担がかかりますが、リュックに固定なら両手があき、姿勢も取りやすいです。
また、誤落下防止にネックストラップをつけたまま使いましたが、それは気になりませんでした。慣れればハンドストラップだけに出来ると思いますが、このままでも良さそうに思いました。
難点はムービーからイメージしたほど取り外しが簡単ではなかった事。
右手のグリップで赤いボタンを押しますが、私の手では結構遠いです。
また、シューを動かす角度と本体の角度がしっかりあっていないと抜き差し出来ません。これはしっかり止まるために遊びが少なく出来ているからだと思います。
この2点、一日の使用では最後まで慣れる事はありませんでした。
とはいえ収まりの良さは魅力ですので、慣れれば使いづらさは軽減されると期待して、暫く使って見ようと思います。
もうひとつ、本体がごついので、装着部分が痛くなりました。
これは私がへたれなので、ご参考までに
特異日 ― 2012年10月10日 23:47
今日は10月10日、「ハッピーマンデー」が導入されるまでは体育の日でした。横浜では午後は少し崩れましたが、以前の体育の日らしい秋空になりました。
今年の体育の日は8日で、地元でも運動会が開催されました。ここ数年は雨がちで、今年も午前中は激しく降られました。
「やっぱり晴れる10日がいいよね!」とは皆さんのご意見。私も「10月10日は晴れの特異日だから東京オリンピックの開会式に選ばれた」という話を信じており、大いに賛成しました。
ところが、Wikipediaによると「晴れが多いから10日に選ばれたが、晴れの特異日と言えるほど確率は高くない」だそうです。
それは意外ですねぇ。。
統計的な真実以上に、体感的に「晴れる」という実感があります。
ちなみに次の晴れの特異日は11月3日だそうです。この日は個人的な記念日なのですが、その日は少し降られた記憶が、、。
ちょっぴり認知的不協和、です(苦笑)
http://ja.wikipedia.org/wiki/特異日
今年の体育の日は8日で、地元でも運動会が開催されました。ここ数年は雨がちで、今年も午前中は激しく降られました。
「やっぱり晴れる10日がいいよね!」とは皆さんのご意見。私も「10月10日は晴れの特異日だから東京オリンピックの開会式に選ばれた」という話を信じており、大いに賛成しました。
ところが、Wikipediaによると「晴れが多いから10日に選ばれたが、晴れの特異日と言えるほど確率は高くない」だそうです。
それは意外ですねぇ。。
統計的な真実以上に、体感的に「晴れる」という実感があります。
ちなみに次の晴れの特異日は11月3日だそうです。この日は個人的な記念日なのですが、その日は少し降られた記憶が、、。
ちょっぴり認知的不協和、です(苦笑)
http://ja.wikipedia.org/wiki/特異日
技術が変えるスケール ― 2012年10月11日 21:28
ドイツ北部ハノーファー市庁舎に飾られていた、ハノーファー公国首都の模型です。写真を整理していたら出てきました。
(17〜8世紀の姿と思われますが詳しくは判りません。)
この星形の堀の形は15世紀のイタリアが発祥で、長くヨーロッパの要塞に採用されていたとのこと。「弓矢から小銃へ」という技術革新に伴う戦術の変化がデザインに現れています。
日本では函館の五稜郭が有名です。しかし、五稜郭が作られた19世紀には既に火器の性能が向上し、このデザインでは軍事的な意味が無くなっていたそうです。つまり「外観の目新しさ」のためだけに採用されたデザインでした。
このエピソード、とてもひっかかるものがあります。
一つには狭い範囲での目新しさが、本来の目的を超えて優先されてしまう事。
もう一つには技術革新と戦術の結びつきに疎い事。
火器の届く範囲と性能が軍事上の戦術を根本的に変えると言うのは基本中の基本だそうです。
私は軍事の事はさっぱり判りませんが、技術革新が市場での優位と企業戦略を大きく変える、と言い換えれば少し実感が湧きますね。
しかし、(私を含めた)日本の現場においては、技術革新を「品質」と捉える事には敏感でも、「スケール(時間と距離)」と捉える事には鈍感なような印象を持っています。
例えば、汎用技術に対して性能差で勝負を挑むことはあっても、その「汎用さでの勝負」には出遅れがちだったと悔やむ声は度々聞きました。この「汎用さ」をスケールの問題と捉えると、納得してしまう所が多いです。
振返って様々な技術が「距離と時間」を縮めています。それをスケールの問題として捉え直すという視点、今更ではありますが再考したいと思います。
(17〜8世紀の姿と思われますが詳しくは判りません。)
この星形の堀の形は15世紀のイタリアが発祥で、長くヨーロッパの要塞に採用されていたとのこと。「弓矢から小銃へ」という技術革新に伴う戦術の変化がデザインに現れています。
日本では函館の五稜郭が有名です。しかし、五稜郭が作られた19世紀には既に火器の性能が向上し、このデザインでは軍事的な意味が無くなっていたそうです。つまり「外観の目新しさ」のためだけに採用されたデザインでした。
このエピソード、とてもひっかかるものがあります。
一つには狭い範囲での目新しさが、本来の目的を超えて優先されてしまう事。
もう一つには技術革新と戦術の結びつきに疎い事。
火器の届く範囲と性能が軍事上の戦術を根本的に変えると言うのは基本中の基本だそうです。
私は軍事の事はさっぱり判りませんが、技術革新が市場での優位と企業戦略を大きく変える、と言い換えれば少し実感が湧きますね。
しかし、(私を含めた)日本の現場においては、技術革新を「品質」と捉える事には敏感でも、「スケール(時間と距離)」と捉える事には鈍感なような印象を持っています。
例えば、汎用技術に対して性能差で勝負を挑むことはあっても、その「汎用さでの勝負」には出遅れがちだったと悔やむ声は度々聞きました。この「汎用さ」をスケールの問題と捉えると、納得してしまう所が多いです。
振返って様々な技術が「距離と時間」を縮めています。それをスケールの問題として捉え直すという視点、今更ではありますが再考したいと思います。
石鹸石 ― 2012年10月12日 23:53
米国のお土産に頂いたSoaprocks。
「ほんものそっくり」は日本のお家芸かと思っておりましたら、世界にはこういうものがあったのですね、しりませんでした。
さまざまな美しい結晶そっくりに作られた石鹸です。
積層された感じなんて結晶そのものです。
パッケージされた状態でも、充分に石鹸の匂いが広がっていて、なんとも不思議です。
石鹸として使うほか、トイレタリーの芳香剤替わりに置いておくのも良さそうですね。
地図づくり ― 2012年10月15日 08:43
先月、足掛け二年ほどかけた町内の防災地図が完成しました。最近はその地図の使い方、つまり何かあった時の逃げ方を知る(考える)機会を設けるフェーズになりました。
私の住む地域は地盤が強く山坂擁壁の多い木造低機密密集住宅地で自動車の通り抜けが出来ません。したがってもっとも重大な災害は火事と想定されます。火事の時どう逃げるか、、たったそれだけのことなのですが、多くの要素があり、こうすればよいというものはありません。そもそも「ここにいけば安心と言う情報は危険」なんだそうですね。
では地図なんて作っても意味ないじゃないか、というとそうでもなかったのです。
山で迷ったら尾根に出ろ、とか、見知らぬ街で危険を感じたら明るい方明るい方へ行け、とか、そのような感覚のもっとローカルなものなのでしょうか、個人差もあると思いますが、住み慣れた地元であっても改めて地図に入り込むことでパターンが感じられるようになります。恐らくこれを称して土地勘と言うのかもしれません。
これは「ただ知っている」より柔軟な(メタな)認知ですよね。方向音痴を自認している自分にもそのような感覚が芽生えるのはとても新鮮でした。
「自宅から逃げる」というコマンドを通して、いつもの街をパターン認識してみる、というのは有意義に思いました。
(しかしこれを伝えて行く方法の最適解を今だ見つけられていません・・)
私の住む地域は地盤が強く山坂擁壁の多い木造低機密密集住宅地で自動車の通り抜けが出来ません。したがってもっとも重大な災害は火事と想定されます。火事の時どう逃げるか、、たったそれだけのことなのですが、多くの要素があり、こうすればよいというものはありません。そもそも「ここにいけば安心と言う情報は危険」なんだそうですね。
では地図なんて作っても意味ないじゃないか、というとそうでもなかったのです。
山で迷ったら尾根に出ろ、とか、見知らぬ街で危険を感じたら明るい方明るい方へ行け、とか、そのような感覚のもっとローカルなものなのでしょうか、個人差もあると思いますが、住み慣れた地元であっても改めて地図に入り込むことでパターンが感じられるようになります。恐らくこれを称して土地勘と言うのかもしれません。
これは「ただ知っている」より柔軟な(メタな)認知ですよね。方向音痴を自認している自分にもそのような感覚が芽生えるのはとても新鮮でした。
「自宅から逃げる」というコマンドを通して、いつもの街をパターン認識してみる、というのは有意義に思いました。
(しかしこれを伝えて行く方法の最適解を今だ見つけられていません・・)
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