0.25mmの段差「XPERIA AX」2012年12月27日 22:58

昨日は、携帯電話を新調しました。
機種は「同じアンドロイドでもこれだけUX(ユーザーエクスペリエンス)が違うのか」と思わせてくれるのがソニーで良かったな、と日本贔屓な事も思いながら(笑)以前から愛用のXPERIAのAXを選びました。
いやほんと、同スペック機でも全然違うので要注意です。

XPERIA AX
スクエアで大画面という、一見無個性な端末にみえますが、、

XPERIA AX
Arc以来の薄型、背面逆R加えて画面周囲の小さな立ち上がり。
この僅か0.25mm(実測値)の段差がとても機能的なのです。

片手で持つと親指がSONYロゴの辺りに置かれるのですが、その時この立ち上がりが指に掛かり、とても持ちやすく安心感を与えます。
また指が移動したときにはこの段差が操作範囲を規定していて扱いやすくなっています。
もちろん伏せた時は画面保護にもなりますね。
この心遣い、憎いなぁ。

(一方的にですが)ライバル宣言をしたアップルのプロダクトも「0.1mmへのこだわり」を喧伝し、またそれを感じさせるデザインですが、こういうところはこちらの方が一日の長を感じますね。

こういう日本的な気づかいが(それだけでは勿論不足なのですが)ブランドの魅力として普遍的に波及させて行ければ、と常々思うところであります。
dmc.
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