新・ご用聞き2013年02月15日 13:28

昨日は「スーパーマーケットトレードショー」で、流通が変わることを感じました。
そして次のメインストリームが巨大スーパーとアマゾンやコンビニ宅配等の大手による直送になるのはある程度想像が出来るのですが、それ以外にはどのような取り組みがあるのだろう、、ということで「ご用聞き」を上げて見ます。

身近にいる主婦やご老人の方々のお話を伺っていると、大きなスーパーは好まれますが、実際には「わからない」「疲れる」と言って利用しない人もいるようです。
また買い物が日々の楽しみという方であればあるほど、「直送」は面白くないようです。これは「会話」への渇望だと思っていますが、それを補完する「おたより」を大量に詰め込んだDMには飽き飽きしています。

単身や少人数世帯で買い物が身近ではなくなり通販ばかりとなることを想像すると、他者との接点が極端に少なくなりますよね。そういう状況にご用聞きはぴったりです。数百年前、諸国を歩く薬売りが歓待された状況が連想されます。

実際にご用聞きを始めている八百屋さんがありました。はじめはお年寄りに重い野菜を届けるサービスでしたが、それを発展させ、今では電話で何でも受け付けるそうです。市場に買い出しに行くので事前に注文があれば問題ないそうです。
そして信頼関係のもと、「おすすめのもの」を届けて喜ばれています。これは直送ではありえないですね。いきなり注文外のものに代金を支払うのは考えにくいです。

これは地域密着で雇用のハードルも低く、ニーズも増加傾向と予測しますので広まって行くのではないでしょうか?

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