母の希望2013年03月11日 23:32

「今は昭和7〜8年の頃の感じを思い出すね。戦争が始まった、あの頃だよ。やだね。」
焼夷弾の雨を、あろうことか燃えやすい布団をしょって逃げまわり、その角を逆に曲った友人は焼け死んだと言うような状況を、二度くぐり抜けた母が、ぽつりともらしました。
その空気、私も何となく実感しています。

しかし母は「だからなんとか頑張らないとね」とも。母の「頑張る」は、若い人の応援のことのようで、孫や歩き売りの豆腐やさんやヘルパーさんに事あるごとに「がんばってね」と言っております。

二年前の3月16日、未来を明るくするぞと書きました。今でもその気持ちは変わりなく、、。

黙祷。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://dmc.asablo.jp/blog/2013/03/11/6749885/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

dmc.
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
「デザインの言葉」 by Fumiaki Kono is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License.