夢にまで見た2013年03月21日 21:49

イラン人の友人は何故日本にやってきたかは語らないが、愛想の良さと良くしゃべる日本語の流暢さでチャンスを少しずつ掴み、念願のマイホームを手に入れた。友人とは打って変わって無口な同朋の奥さんと泣きながら喜びあったと言う。

ある日その家に初めて招かれた。
そこは半ば海に立つ箱形のモジュールを組み上げたようなマンションで、陸側の入り口は豪華さを抑えつつ、各戸事にリビングだけか海側に突き出た離れのようになっていて一昔前のリゾート施設のような印象となっている。

また、おしゃれさのためにやや無理のある立地と作りなことも見てとれ、たとえば壁の端面をそのまま出したような意匠のコンクリートは早くも海風にやられて風化が始まっていたり、リビングへの移動がいちど外(共有部分)に出なければならなかったり、そのリビングの入り口が狭くて段差があり、年をとったらとても住めないのではないかと感じた。
こんな風に粗ばかりが目立ったけれど、リビングからの眺望は抜群で、この眺望のためなら少し位我慢してもいいかと思えた。

しかしもっとも驚いたのは、そのリビングの一角に作られたハイテクブースのような机だった。そこにはアップルやソニーの見た事もない製品が並んでいる。特に空中に映像を直接映し出す装置があって、緑色のアップルマークがキラキラと映し出されていた。

なんだこれは、と友人を呼ぼうと思ったが彼の名前が思い出せない、あの流暢な日本語で色々と教えてもらいたいと思ったが言葉が出てこない、あぁ、でもそんなことはどうでもいいか、愛する家族と遠い異国で素敵な家を持ち、驚くべきものたちに囲まれている。良かったなぁ、ほんとに良かったなぁ・・。

・・という夢を、月曜の朝に見ました。全くの想像(といいますか妄想)なのですが、手応えまで生々しく残っていました。
(「夢落ち」ですみません・・)

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://dmc.asablo.jp/blog/2013/03/21/6754813/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

dmc.
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
「デザインの言葉」 by Fumiaki Kono is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License.