システムを流用する2013年04月17日 23:58

昨日の「流用と飛躍」の実例、身近にありました。

島根の電子部品メーカーでありお菓子メーカーである「有限会社エヌ・イー・ワークス」さんです。
http://www.new-works.jp/

以前にご紹介させて頂いておりますが、もともとは電子部品メーカーでらっしゃいます。その電子部品生産で鍛えられた「細かい作業が得意」という従業員の方々の特徴と、奥出雲と言う立地を活かし「食べられる花」の生産という「飛躍」をされました。
そしてお菓子の商品化から始まり、可食花の独自ブランドとして見事に成功しておられます。

構造転換期にあるサプライチェーンメーカーにとって、とても勇気の湧く実例ではないかと拝します。

今「作っているもの」ではなく、「やっている事」が流用出来る分野は何か、、。
こう書きますと大差がないのですが、出来上がった「ものの流用」ではなく、「システムの流用」を考える事はやはり飛躍だと感じます。

飛躍が必用とお感じのメーカー様、ひとつ試しに考えて見てはいかがでしょう?

過去記事:お菓子「世界にひとつだけの花」
http://dmc.asablo.jp/blog/2010/01/25/

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