"ジェン・ズィー!" 若者っていいなと思った話 ― 2024年05月20日 10:51
世代間ギャップにやきもきされてる皆さまこんにちは^^
先月、若い友人がドイツとカナダの知人を交えて遊びに来てくれたんですね。東京の観光地を流した後私の地元のお祭りに誘いまして、とても楽しい一時を過ごしました。
その時、街に変なもの(民家の軒先に唐突に置かれている大きな鹿の置き物とか)を見つけると、一番若い子に向かってみんなで"Gen. Z!"ってポーズをとって*笑うんです。
Gen. ZはZ世代という意味で、「Z世代やーい」見たいな感じでしょうか。
(*「""」を模して両手でピースマークを折った形をつくる。言葉を強調するポーズです。)
からかっている感じもしますが、価値観の相違を楽しんでじゃれあっている感じがしました。
また別の日に、Y世代の子がZ世代の子とのコミュニケーションに悩んでいるところを聞かせてくれたんですが、その姿勢が非難というより心配しているんですね。優しいな、と思いました。
「ふてほど」が人気になるなど、昭和な感性を懐かしみ、その厚かましさを美化する傾向があります。私自身は懐かしさより恥ずかしさの方が先に経ちます。やっぱり酷かったな、と思うからです。昔悪かった事を自慢したり懐かしんだりする趣向を好まないからかもしれません。ともあれ、一般的にはそれだけ距離があいた、ということなのでしょう。
解読可能な文字が残るほとんどの文明に「近ごろの若者は」という記述があるそうです。この話の真偽は未確認ですが、年齢が高くなると低年齢の人に物足りなさを感じるのは何時の世でも同じなのかもしれません。
また、自分が今よりさらに未熟者だったころを振り返りますと、上世代の頑迷さに辟易していた事を思い出します。Z世代の特徴の一つとされる「タイパ・コスパ」も、彼らからすればただ合理的なだけ、上の世代に理解を求めていないだけかも、、なんて思います。
「未来は若者のもの」と言いますね。
これの反語はもしかしたら「現在は大人のもの」かもしれません。今のありようは今大人になっている昔の若者のもたらしたもの、、責任重大な響き。世代を語ることってやっぱり尊大なことなのかな、と改めて思います。(仕事柄必須なので止めませんけれど)
とりとめのない話になってしまいましたが、じゃれあったり悩んだりしている若者に接して(若者っていいな・・)と思った次第です。
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