過密コミュニケーションの時代で2024年06月10日 10:34

スマホ疲れの皆さまこんにちは^^

私は仕事をきっかけにスマホどっぷりな生活が長く、デジタルデトックスの必要性もそれほど感じていない方なのですが、それでも「スマホ疲れ」は年々と大きくなっています。ですので、立ち机にしたり(スマホネック対策)、SNSアプリを制限したり(時間泥棒対策)しています。

ガラケー、ガラホが人気、というニュースは少し前から耳に入るようになりました。直近ではこんなニュースが。


「Dumb Phone(ダムフォン)」は"頭の良くない(アホ)電話"程の意味です。スペック的にはガラケーで、それ以外は今にフィット(通信網やUIの操作感・スピード感など)したものです。

自動車もファッションもそうですけれど、成熟市場ではしばしば「レトロブーム」が起こります。いずれもレトロなのはテイストだけで、スペックは今風にアップデートされる、というのが定石でした。
しかしガラケー、ガラホ人気はそこが少し異なっていて、テイストもスペックも今風で用途のみ制限する、というところです。
これはレトロブームとはちょっと違うかもしれません。

スマートフォンが生活インフラと呼ばれるようになった現代は、「スマートフォンにライフスタイルが強制されている」と感じる方も増えているでしょう。そのことへの違和感や不信感も醸成されているはずです。
スマートフォンで出来る事を制限することによって、望ましいライフスタイルを確立したい、、それが形になったと捉えて良いかもしれません。

これは先々、コミュニティを形作る大きな因子となるでしょう。ということは政治的な振る舞いも含むでしょう。今後に注目して行きたいと思います。
dmc.
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
「デザインの言葉」 by Fumiaki Kono is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License.