「大切な何かが押し寄せてくる」2014年01月31日 13:10



「IF ONLY FOR A SECOND」というプロジェクト。こちらで紹介されています。
「大切な何かが押し寄せてくる」はまさに、言い得て妙ですね。

切り師 長屋明さんのアート2013年11月25日 10:56

長屋明さんの個展を観てきました。
お寿司に添えられた笹切りに魅せられて以来26年、独学で切り絵の道を進んでこられたそうです。

長屋明
この葉脈!

長屋明
蝶の触角は0.1mm以下の細さです。

長屋明
ティアラにも蝶や小動物、小さく小さくサインも切り抜いてあります。

長屋明
長屋さんと言えばこの作風、ペンでささっと書いたままを切ったもの。
恐れ多くも持たせて頂きました。(ちょっと緊張しましたヨ)
これ、良いですよねぇ。

長屋明
意外にも道具は普通の事務用カッターナイフだけだそうです。
紙も黒い作品はコピー用紙(!)切り抜いた後にラッカースプレーをかけて仕上げるそうです。ラッカーが補強になっているのかもしれませんけれど、コピー用紙って脆い印象を持っていたので驚きです。
白い作品はユポ紙で、これも強度ではなく色から探し求めたそうです。

伺いますと、笹切りから入ったのでずっと和風の作品(書や墨絵、曼荼羅など)だったそうですが、数年前に横浜インターコンチネンタルホテルの企画で洋風な作品を求められたのがきっかけで、上のようなスタイルが産まれたそうです。
そのスタイルの楽器や建物のスケッチがまたいいんですよねぇ、以下のサイトで紹介されていますのでぜひご覧ください。


上手を賞して「切れ味が良い」といいますけれど、まさに切れ味の良さが気持ちいいです。
しかし、ただよく切れているだけではない魅力を感じます。(それを賞して切れ味と言うのでしょうけれど)

長屋明
一点だけあった金魚を求めました。残ってて良かった。

長屋さんと
記念撮影も快くしていただきました。

長屋さん、ありがとうございました!

※個展のお知らせはfacebookでご確認下さい。

inFORM タンジブル(触れる)メディア2013年11月13日 23:59

MITの創ったディスプレイ、inFORM - Interacting With a Dynamic Shape Displayです。


面白いですねぇ。
解像度を上げて、投影ではない表示で、質感や温感を加えて、、と既にプロジェクトを進めている事でしょう。
これは触って見たい!

ドミノ!2013年11月12日 07:48

INSANE Domino Tricks! (Hevesh5 & Millionendollarboy)
Hevesh5というドミノ倒しのプロ集団(!)の作品だそうです。



これは楽しい!
私はドミノ倒しというと子供の頃に見た世界記録挑戦のテレビ番組を思い出すのですが、数ではなく美しさを表現する世界があったのですね。色が綺麗で、音も好きです。

下はNG集。


ちょっとやって見たくなりましたが、、やめておきます(笑)

伝統を、ちょっとだけ越えて 太田木工のかわいい寄木2013年10月31日 07:12

太田木工 寄木のコースター
寄木のコースター、ガラスの茶杯と相性ぴったりの茶托になりました。これ好きです。

箱根のお土産でおなじみの寄木細工。子供の頃の家族旅行で実演を見、綺麗な模様と不思議な細工に魅せられたことを覚えています。
お土産で鍵のない箱とキーホルダーを買い愛用しました。

それから数十年、全く変わらないものが手に入ることの凄さを感じつつ、あの魅力をもっと別な形でも伝えられたらいいなぁ、、と思っていた所で出会いました。

以前、各方面で活性化の腕を振るわれている久米繊維会長の久米さんから「よそもの・わかもの・ばかもの」という視点を教えて頂きましたが、もしかして、、と思ったらやはり他県出身で修業10年目の太田さんとおっしゃる方の作でした。
捕らわれない価値観とエネルギーを大いに発揮され、経験とともに力量を増し、やがて寄木をいい意味で変えて行くのでは、、そんなビジョンを感じております。
(大袈裟ですが、そのくらい期待してますということで)

太田木工:http://ota-mokko.com/
dmc.
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