茶刀 ― 2009年11月16日 18:26
我が中国茶の師匠、古田土先生は軽快なトークで人を笑わせるのが大好きなサービス精神たっぷりのチャーミングなお方です。
お茶への情熱はなみなみならないお方で、先日も大陸の奥まで茶樹を求めた旅に行かれておられました。写真はお土産に頂いた「茶刀」です。雲南省昆明は龍鳳房の手作りで、持ち重りのするの逸品です。
先生、ありがとうございます!
小さめのタクト(指揮棒)くらいの大きさで、茶の塊をほぐすのに用います。これは針状ですが、その名の通り刀のようなものもあります。この小さい道具一つにも沢山の意匠があり、工夫が施されていて文化の厚みを感じます。機会があればデザインして見たいと思う物のひとつですね。
雲南は茶の発祥地で、古くから黒茶と呼ばれる固めて微生物醗酵させたものを遠く西域まで通商しておりました。野菜の貴重な地域ではお茶は健康に欠かせないもので、今でもこれをミルクティーにして飲んでいるそうです。
ちなみに、「運んでいるうちに発酵が進んでしまい、中国では半発酵の烏龍茶がヨーロッパでは全発酵の紅茶になった」というのは間違いだそうです。
先生はお茶に関する事なら何でも知っていらして、お茶の話の種は尽きないのです。
古田土先生ブログ
http://nomarukumederu.cocolog-nifty.com/weblog/
http://putiputi.chalefang.com/
お茶への情熱はなみなみならないお方で、先日も大陸の奥まで茶樹を求めた旅に行かれておられました。写真はお土産に頂いた「茶刀」です。雲南省昆明は龍鳳房の手作りで、持ち重りのするの逸品です。
先生、ありがとうございます!
小さめのタクト(指揮棒)くらいの大きさで、茶の塊をほぐすのに用います。これは針状ですが、その名の通り刀のようなものもあります。この小さい道具一つにも沢山の意匠があり、工夫が施されていて文化の厚みを感じます。機会があればデザインして見たいと思う物のひとつですね。
雲南は茶の発祥地で、古くから黒茶と呼ばれる固めて微生物醗酵させたものを遠く西域まで通商しておりました。野菜の貴重な地域ではお茶は健康に欠かせないもので、今でもこれをミルクティーにして飲んでいるそうです。
ちなみに、「運んでいるうちに発酵が進んでしまい、中国では半発酵の烏龍茶がヨーロッパでは全発酵の紅茶になった」というのは間違いだそうです。
先生はお茶に関する事なら何でも知っていらして、お茶の話の種は尽きないのです。
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