車の魅力2011年12月19日 23:59

あまたの「○○離れ」の中で象徴的なものの一つが「車離れ」でしょうか。
今の日本の20代を中心とした若者たちの消費意欲の低さを表しているそうですが、私はちょっと違う見方をしています。
消費意欲がない訳ではなく、エネルギーを傾ける方向が違うのだと思います。確かに「消費」という見方をすれば意欲が低下しているかもしれませんけれど。

この世代に限らず、若い世代はその上の世代の作ってきた社会を写しているはずで、彼らが何かから離れようとして見えるのは、彼らの惹かれている先が見えないからですね。離れているのではなく、近づいているのです。
今でも男の子は乗り物が好きな子が多いそうです。近所の子供たちを思い返しても頷けますから、ときめく乗り物がない、ということなのでしょう。

では何に惹かれているのでしょうか。
私が接してきた方々を思い返しますと、社会的な問題解決であったり大きなビジネスを起業することであったり、またアートやデザインを通した問題提起であったり、、個人の中で完結しない事に惹かれていると感じる事が多いです。

そういう見方をすると、今の車に魅力を感じないのは少しわかる気がします。電気自動車もその方向「個人の中で完結しない」方向ではありますが、もっと大胆にパラダイムをひっくり返したものの方が惹かれるかもしれません。
先週末「歩きたい道」について思いましたが、「走りたい道」もなくなってきている気がします。
日本の車にもし魅力が無くなっているとしたら、もしかしたら「日本の道路事情が魅力に乏しいから」と、思ってしまいます。
デザインでそこからひっくり返したいですね。

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