書体ハント@ミュンヘン その3-碑文・告知・サイン・商品- ― 2018年04月05日 09:52
三日連続でお送りするミュンヘンの文字たち、いよいよ最後になりました。今回は碑文や告知などの公共の場で読ませるものとサイン、そして商品と売り場の文字たちです。早速どうぞ。
ミュンヘンの教会の壁に、貢献した方々や聖人を讃えるためでしょうか、大きさもデザインも異なる碑が沢山並べられていました。こちらは女性的なレリーフが特徴的。
こちらは髑髏が彫られています。文字もこころなしかおどろおどろしく。
距離感もまちまちで、ぴたっと横ずけしているものもあります。
美しい文字だけのシンプルなものも。どれも屋根がほどこされていました。
レジデンツ(宮殿)近くの大きな建物に掲げられたもの。大きな建物には時々このような碑文の彫られた石盤が見られました。
中心街の通りに置かれた銅像の碑文。ジャーナリストだそうです。
オーバーアマガウ村のレリーフつき告知看板。今年(2018)11月の展示会のもの。木工が有名だそうで、あちこちに作品が置かれていました。
ブロイハウス(ビール醸造所)の案内文。手書きで味があります。
iF賞の受賞者一覧。赤文字で一杯になった壁面がひとつの象徴となっているそうです。
ノイシュバンシュタイン城近く、ホテル内にあったトイレのサイン(男性)です。レタリングが美しいです。
ノイシュバンシュタイン城の見学コースの最後、出口のサインは手書きでした。
毎年改装が行われる南ドイツ屈指の観光地ですのに、この素朴な文字がそのまま使われているのが楽しかったです。
こちらは、ミュンヘン中心部の大きな文具店の案内表示。先端が丸い文字、かすれやすい環境には無難ですね。
アパートメントホテルの部屋番号。「5」が特徴的。
ここから売り場の中に入ります。これはチーズ。セリフのしっかりした太文字で、これは結構見かけた印象があります。
ハムは万年筆で走り書きしたような文字。手作り感の現れなのでしょうかね。
マグカップのパッケージ。竹入の樹脂製品なので、なんとなくアジア(台湾)を意識している感じがしました。
日本のイメージはこちら。派手ですね。
八百屋さんの手書きの値札。小さいところに情報を詰め込んで、手慣れた感じがします。
最後はレジの表示です。さりげないことですけど、ユーロマークが7セグ数字にあわせて少し細身にアレンジされています。
いかがでしたでしょうか?
私は写真を見返して「またミュンヘンに行きたい」と旅情を募らせております。(笑)
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