留守番電話 ― 2013年03月15日 23:33
2001年から使用していた留守番電話がついに壊れまして、買替となりました。これは最後の一枚です。(大袈裟ですね)
電話機のデザインと言えば、バブルの頃の家電メーカーの攻めっぷりが良く、商品点数も多くてとても面白かったです。
NTTの民営化によって電話機の自由化がなり、ポルシェデザインやファッションブランドも参入してました。パナソニックのムジカなんてかなりおしゃれなものでしたね。B&Oの軽量でカラフルなものもありましたっけ。あぁ懐かしいです。
写真のものは2000年前後のモデルで、バブルの頃の雰囲気を残しつつ、成熟市場らしく検討が重ねられた使いやすいものになっていました。
特に子機がしっかりしていて大変気に入っていましたが、修理部品もなくなり経年変化には勝てませんでした。
今は固定電話の市場も縮小、新規開発は少なく、子機重視軽量タイプが定番のようですが、、こういう市場は時として、デザインチャンスがあったりするものですよね。ベンチャーに期待です。
電話機のデザインと言えば、バブルの頃の家電メーカーの攻めっぷりが良く、商品点数も多くてとても面白かったです。
NTTの民営化によって電話機の自由化がなり、ポルシェデザインやファッションブランドも参入してました。パナソニックのムジカなんてかなりおしゃれなものでしたね。B&Oの軽量でカラフルなものもありましたっけ。あぁ懐かしいです。
写真のものは2000年前後のモデルで、バブルの頃の雰囲気を残しつつ、成熟市場らしく検討が重ねられた使いやすいものになっていました。
特に子機がしっかりしていて大変気に入っていましたが、修理部品もなくなり経年変化には勝てませんでした。
今は固定電話の市場も縮小、新規開発は少なく、子機重視軽量タイプが定番のようですが、、こういう市場は時として、デザインチャンスがあったりするものですよね。ベンチャーに期待です。
コーヒーショップにて ― 2013年03月18日 20:49
映画「草原の椅子」 ― 2013年03月19日 23:16
普通の人の普通だけど奇跡のような、清らかな物語りです。
事件らしい事(殺人とか逃亡とか)はほとんど何も起きないのですが、長めのカット割りと抑えた芝居で、登場人物のそばに寄り添っていられるので、心の動きがしっかりと伝わって来ました。
最後の桃源郷と呼ばれるフンザでの初の本格的なロケもあくまで舞台としての撮り方で、声高な「メッセージ」はなく(いや、正確には強烈にあるのですが表現はかなり控え目です)、予感と余韻だけを残して静かに終わるという映画でした。
いかにも、作るのも売るのも大変そうですが、だからこそ関わった方たちは、きっととても誇らしかったことだろうと拝察します。
その中で一際印象に残ったのが小池栄子さん。主人公たちを際立たせる「普通に見かける人々の気持ち悪さ」を見事に演じておられて、特に目の気持ち悪さが素晴らしかったです。
また、キーパーソンであるはずの子供の存在感が、本編を通して一貫して薄く感じられ、少し物足りないかとも思いました。しかし、エンドロールの最後の最後、一枚の写真が映し出され、この子はこれから生き続けるんだ、という「韻」を残して行きました。凄い演出だなぁ。
もうすぐ終演だそうですが、是非。お勧めです!
映画「草原の椅子」公式サイト
http://www.sougennoisu.jp/
事件らしい事(殺人とか逃亡とか)はほとんど何も起きないのですが、長めのカット割りと抑えた芝居で、登場人物のそばに寄り添っていられるので、心の動きがしっかりと伝わって来ました。
最後の桃源郷と呼ばれるフンザでの初の本格的なロケもあくまで舞台としての撮り方で、声高な「メッセージ」はなく(いや、正確には強烈にあるのですが表現はかなり控え目です)、予感と余韻だけを残して静かに終わるという映画でした。
いかにも、作るのも売るのも大変そうですが、だからこそ関わった方たちは、きっととても誇らしかったことだろうと拝察します。
その中で一際印象に残ったのが小池栄子さん。主人公たちを際立たせる「普通に見かける人々の気持ち悪さ」を見事に演じておられて、特に目の気持ち悪さが素晴らしかったです。
また、キーパーソンであるはずの子供の存在感が、本編を通して一貫して薄く感じられ、少し物足りないかとも思いました。しかし、エンドロールの最後の最後、一枚の写真が映し出され、この子はこれから生き続けるんだ、という「韻」を残して行きました。凄い演出だなぁ。
もうすぐ終演だそうですが、是非。お勧めです!
映画「草原の椅子」公式サイト
http://www.sougennoisu.jp/
夢にまで見た ― 2013年03月21日 21:49
イラン人の友人は何故日本にやってきたかは語らないが、愛想の良さと良くしゃべる日本語の流暢さでチャンスを少しずつ掴み、念願のマイホームを手に入れた。友人とは打って変わって無口な同朋の奥さんと泣きながら喜びあったと言う。
ある日その家に初めて招かれた。
そこは半ば海に立つ箱形のモジュールを組み上げたようなマンションで、陸側の入り口は豪華さを抑えつつ、各戸事にリビングだけか海側に突き出た離れのようになっていて一昔前のリゾート施設のような印象となっている。
また、おしゃれさのためにやや無理のある立地と作りなことも見てとれ、たとえば壁の端面をそのまま出したような意匠のコンクリートは早くも海風にやられて風化が始まっていたり、リビングへの移動がいちど外(共有部分)に出なければならなかったり、そのリビングの入り口が狭くて段差があり、年をとったらとても住めないのではないかと感じた。
こんな風に粗ばかりが目立ったけれど、リビングからの眺望は抜群で、この眺望のためなら少し位我慢してもいいかと思えた。
しかしもっとも驚いたのは、そのリビングの一角に作られたハイテクブースのような机だった。そこにはアップルやソニーの見た事もない製品が並んでいる。特に空中に映像を直接映し出す装置があって、緑色のアップルマークがキラキラと映し出されていた。
なんだこれは、と友人を呼ぼうと思ったが彼の名前が思い出せない、あの流暢な日本語で色々と教えてもらいたいと思ったが言葉が出てこない、あぁ、でもそんなことはどうでもいいか、愛する家族と遠い異国で素敵な家を持ち、驚くべきものたちに囲まれている。良かったなぁ、ほんとに良かったなぁ・・。
・・という夢を、月曜の朝に見ました。全くの想像(といいますか妄想)なのですが、手応えまで生々しく残っていました。
(「夢落ち」ですみません・・)
ある日その家に初めて招かれた。
そこは半ば海に立つ箱形のモジュールを組み上げたようなマンションで、陸側の入り口は豪華さを抑えつつ、各戸事にリビングだけか海側に突き出た離れのようになっていて一昔前のリゾート施設のような印象となっている。
また、おしゃれさのためにやや無理のある立地と作りなことも見てとれ、たとえば壁の端面をそのまま出したような意匠のコンクリートは早くも海風にやられて風化が始まっていたり、リビングへの移動がいちど外(共有部分)に出なければならなかったり、そのリビングの入り口が狭くて段差があり、年をとったらとても住めないのではないかと感じた。
こんな風に粗ばかりが目立ったけれど、リビングからの眺望は抜群で、この眺望のためなら少し位我慢してもいいかと思えた。
しかしもっとも驚いたのは、そのリビングの一角に作られたハイテクブースのような机だった。そこにはアップルやソニーの見た事もない製品が並んでいる。特に空中に映像を直接映し出す装置があって、緑色のアップルマークがキラキラと映し出されていた。
なんだこれは、と友人を呼ぼうと思ったが彼の名前が思い出せない、あの流暢な日本語で色々と教えてもらいたいと思ったが言葉が出てこない、あぁ、でもそんなことはどうでもいいか、愛する家族と遠い異国で素敵な家を持ち、驚くべきものたちに囲まれている。良かったなぁ、ほんとに良かったなぁ・・。
・・という夢を、月曜の朝に見ました。全くの想像(といいますか妄想)なのですが、手応えまで生々しく残っていました。
(「夢落ち」ですみません・・)
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