お菓子「世界にひとつだけの花」2010年01月25日 21:54

本物の押花をあしらったお菓子「世界にひとつだけの花」です。
お菓子「世界にひとつだけの花」

お菓子「世界にひとつだけの花」
奥はチョコサンド、手前はタルト。花がきれいですね。

お菓子「世界にひとつだけの花」
サクッとした歯触りに想像以上の軽い味で、紅茶がとてもあいました。
子供たちは「かわいい!」と歓声を上げて花を惜しみながら食べていました。妻の職場の女性たちにも大好評だったそうです。

テレビ等で紹介されたのでご存知の方も多いと思いますが、このお菓子は、島根は奥出雲の有限会社エヌ・イー・ワークスで手作りされています。なんとバリバリの電子部品メーカーでありながら、お菓子製造、人材派遣、工場清掃などを手がける会社です。
・・なぜ電子部品メーカーがお菓子を作るのでしょう?

社長の三澤誠さんに先週参加させて頂いた会合でお会いすることができました。三澤さんから直接お話しを伺い、その柔らかいお人柄に触れてなるほどと思いました。
国内で電子部品メーカーを続ける事が大変な事は想像に容易いのですが、普通なら非競争力として削減されてしまう人々を、技を持つ一人の職人として雇用を守り、さらに会社の競争力に変えるために智慧を絞り、お菓子製造にたどり着いたのだそうです。他の事業も同じように展開されています。

その会の中で、すべき仕事とすべきでない仕事の違いは?と問われて「すべき仕事は雇用を創出する事です」と即答されていました。
つまり、三澤さんは職人さん達の技量を活かせる仕事を創造していらっしゃるのです。言わば「雇用のメーカー」という立脚点なのかもしれません。

その発想力と実行力の原点は「福祉」とのこと。「雇用の創出が最大の福祉である」という三澤さんのお言葉は、重みのある本物の言葉として響きました。

そしてそのような背景とは関係なく、このお菓子はしっかり売れています。
素晴らしい!

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_ 豆柴の出雲グルメブログ - 2011年03月07日 11:54

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