「型」の有用さ ― 2024年08月12日 10:08
みなさまこんにちは^^
面白くない芸人さんのエピソードから、人に習ったり真似したりしたら早い、というお話をしました。これは「型」を学ぶ有用性についての話です。
劇作家の三谷幸喜さんは、若いころにヒッチコックのカット割り集を手に入れ、それをそのまま再現したらちゃんと怖かったそうです。(テレビでお話しされていました。)
課題で名作をトレースする授業を受けたことがあるデザイナーもいるのではないでしょうか?(今は流行らなさそうですが)
同じようなエピソードはほかにもあるでしょうね。
「型」を学ぶ有用性についてChatGPT4oにまとめてもらいました。
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「型」を学ぶ有用性は、多くの分野で重要な役割を果たします。以下にその主要な理由と利点を挙げます。
1. 基礎を固める
・理解の土台: 型を学ぶことで、基礎的な概念や手法をしっかりと理解することができます。これにより、より複雑な問題や状況に直面したときに、基本に立ち返って考えることができます。
2. 効率的な学習
・体系的なアプローチ: 型を学ぶことで、学習が体系的に進みます。これは新しい知識や技術を効率的に習得するのに役立ちます。
・反復練習: 型を繰り返し練習することで、スキルや技術が自然に身につきます。
3. 創造性の土台
・応用と創造: 型を身につけることで、その基礎を応用して新しいアイデアや手法を生み出すことができます。創造的な活動は、確かな基礎の上に築かれることが多いです。
・イノベーション: 型を超えて新しいアプローチを見つける際に、既存の型を理解していることが助けとなります。
4. 共通の言語
・コミュニケーションの効率化: 型を共有することで、同じ領域の人々が共通の基盤を持ってコミュニケーションを取ることができます。これにより、協力やコラボレーションがスムーズになります。
5. 自己改善
・自己評価: 型を使って自己評価を行うことで、自分のスキルや知識の現状を把握しやすくなります。これにより、どの部分を改善すべきかが明確になります。
・目標設定: 明確な型があることで、達成すべき具体的な目標を設定しやすくなります。
6. 自信の向上
・成功体験の積み重ね: 型を正しく習得し、実践することで成功体験を積み重ねることができ、自信がつきます。
例
・スポーツ: 武道やヨガでは、基本的な型(カタやアーサナ)を学ぶことが、技術の向上や精神的な成長に重要です。
・音楽: 楽器の演奏や歌唱では、基本的なスケールやリズムパターンを学ぶことが、複雑な演奏技術を習得する基盤となります。
・プログラミング**: プログラミング言語の基本的な構文や設計パターンを学ぶことが、効率的なコード作成や問題解決に役立ちます。
結論
「型」を学ぶことは、基礎的な理解の強化、効率的な学習、創造性の発揮、コミュニケーションの向上、自己改善の手助け、自信の向上といった多くの利点があります。これらの利点を活用することで、さまざまな分野での成功や成長が促進されます。
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「型」に近いものとして「テンプレ」があります。
しかしテンプレ界隈には(キャンバのテンプレ使ったのにうまくできない・・)みたいな会話、あふれてますよね。
これは「そのテンプレと欲しいものの内容がマッチしないため」が多いと思います。(相談に乗ってきたものの体感として)
そのうちAIがそのミスマッチを乗り越えるかもしれませんが、今のところテンプレを使いこなすためには、基礎を学ぶのが早いと思います。急がば回れ、ですね。
余談。
知識の取り入れにも「型」は有用と考えます。
本を知識、型を本棚に例えますと、本棚がないまま本が増えますと、どざとさと積み上げた状態になります。最初(少ないとき)はそれでいいかもしれませんが、ある段階から本棚があるほうが、所蔵全体を見渡せ、アクセスも良く、新しい本の居場所を用意しやすいでしょう。
また、本棚自体のアップデートもしやすいです。
つまり知識を体系化しやすく、その体系自体も陳腐化を免れやすいのです。
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