種を抱えて歩く ウェットティッシュホルダー ― 2024年10月02日 10:10
みなさまこんにちは^^
生活の中で(おや、これは、、)と思ったり感じたことがデザインの種になることが多いのですね。だから生活はとっても大事。絵に描いたようなきれいな暮らしでもいいですし、矛盾とエクスキューズに満ちた凌ぎでもいいです。本当の生活がそこにあれば。
私は生活の中で拾い集めた「種」を心にいくつも抱えながら雑貨店を回るのが好きです。(この課題は市場では価値がないのかな)とか(あ、やられた!)とかぶつぶつ言いながらニヤニヤしています。(怪
数カ月前、そんなウインドーショッピングの途中で素敵なデザインに出会いました。
ウェットティッシュのケースの種とアイデアがあったんですが、サラサデザインのものをしばらく使って見て、私のアイデアはお蔵入りになりました。お蔵入りは残念ですけれど、種の芽吹く姿が見られました。これはこれで楽しいことです。
最近はリアル店舗が減ってきまして、こういう機会が貴重になっています。
「型」と「文化」もしくは「カルチャー」 ― 2024年08月14日 17:07
みなさまこんにちは^^
芸人さんの話から「型」を学ぶ有用さについてお話ししました。ここで芸人、芸能に話を戻しましょう。
私の趣味のひとつに「高校演劇」があります。年に一度程度の観劇ペースですので、ほぼ全員知らない方たち*が作っています。そうしますと、舞台の上での出来事を予断なく観ることができます。つまり、芝居、脚本、大道具、音響などなど、それぞれの良しあしが見えやすいのです。そういう状態で観ても、完成度が高くなくても惹きつけられる、という経験を何度もしました。
完成度とは別の魅力として実際に経験したのは、、
1脚本が素晴らしく、芝居がいまいちでも、最後まで面白かった。
2際立つ演者の芝居で、凡庸になりがちな話を特別なものに感じた。
3集団のエネルギーや世界観が、作品を超えた迫ってきた。
大きくは上の三つに集約されます。
1は脚本の力です。
物語、世界観、メッセージ、、いろいろとありますが、「筆の力」ってやつですね。
2は演者の力量です。
時々すごい高校生がいます。ご本人のキャラクターと脚本との相性がいいと思うことも多いです。
3は集団の持つ力ですので、もう少し複合的です。
部員数が多く迫力がある、凝った舞台装置や衣装、音響、仕掛けで商業演劇に迫る、繰り返し描いてきたテーマで練度が高い、などなどです。そして多くは、その学校が世代を超えて継承している特徴であることが多いと見受けられます。
ここで今日のテーマ「型」「文化/カルチャー」の視点で見てみますと、1、2、3にはどれも型がありそうです。しかし「文化/カルチャー」は3をさすでしょう。
当然ですけれど、「文化/カルチャー」は集団に宿るものなのです。
1、2の型は独学で高みに行けそうですが、3は集団に入らないと体感できない。**
これ、改めて面白いなと思います。
話を芸人や芸能の世界に戻します。かの方々には「師弟」というものがありますね。弟子入りとは師匠を通じたカルチャーを持つ集団への参加、とみることもできそう。
師匠を持たない芸人さんも多いですが、それでも周囲の方々とカルチャーを形成しています。
話変わりまして、最近、技術やそれを含む文化の継承の方法として、、
1誰でも簡単にわかりやすくかみ砕いたものから教えていき、最後はエキスパートになるルート。オープンで近代的な方法。
2最初はマスター(師匠)に付随して説明なく下働きから始めるルート。伝統的な師弟。
のふたつを対比した時、カルチャー全体の継承と発展という視点からすると「2」の方が優れているのでは、という研究がされているそうです。
私は即座に「守破離」を思い出しました。
カルチャーを体感し型を覚えた先にあるもの。短い寿命の中で高みに至る一つの王道かもしれません。
※全国大会常連校でも、同じ生徒が二年連続で舞台に立つことはごく稀です。これは予選に二年を費やすという高校演劇独特のレギュレーションによります。
※※実際には、脚本にも芝居にもカルチャーを持つ集団があるので、そこを求めれば体感できます。それがその高校の演劇部にある可能性もあるでしょう。
ベンチを置く ― 2024年07月08日 16:15
排除アートが気になる皆さまこんにちは
前回、福岡で設置された浮浪者を排除するベンチが設置されているが、その排除の意図を感じず、逆にユニバーサルの文脈で歓迎する向きもあり意見が割れている、というニュースをご紹介しました。
デザイン的な視点で、形が人に行為を促すように機能する(アフォーダンスがある)あり方として、「悪意*」をまるっと感じない人が相当数いらっしゃる事に驚いたのでした。(*悪意=排除の意図)
一般に、人は悪意の方に敏感です。なので、何故それを見落とす事が出来るのか、ここを深堀することは意義がありそうです。
仮説1:悪意は感じるが、自分に向けられた悪意ではないので過小評価している説。
仮説2:悪意は感じるが、そこに共感しているので内心は支援している説。
仮説3:悪意は感じるが、表面上の善意(手すりに擬態)が悪意を押しとどめている説。
しかしそもそも、排除の意図を感じないのが普通なのかもしれません。
上のような邪推は、当たっている方がいたとしてもそれほど多くはないでしょう。
むしろ、「ベンチは座るもので寝たりしない」という了解が共有されて、それはとても強固なのではないか、と思います。
これ、無意識に「自分は浮浪者ではないし今後も浮浪者にはならない」「自分は病人ではないし今後病人にはならない」「自分は赤ん坊や老人ではないし今後それらの世話もしない」という自認があるから、、と見えてしまいます。これはちょっと気が重い話ですね。。
福岡では意見が割れている、ということなので今後の推移に注目したいと思います。
ところで話が飛びますが、20年ほど前のことです。自宅の前にベンチを設置したことがあります。最初は母が近所の知人と座って過ごすためでしたけれど、母がいなくなったあともドラマが沢山ありました。
徘徊老人も行倒れも不審者もそのベンチに座り、横になり、一時を過ごし、家族を待ち、救急車を呼び、去っていきました。
仕切りのあるベンチ、私にはブロイラーのケージのように見えてしまうベンチ。そこにはどんなドラマがあるのでしょう。
「NOKIA E72」で写真を撮る ― 2024年06月05日 18:49
古いデジカメが気になってらっしゃる方々こんにちは^^
最近(2024年5月)、ロースペックのデジカメや少し前のiPhoneが「エモい」写真がとれるという事で、若い方に人気だそうです。
ほぉ、それではと思いまして、がさがさと探して出てきたのが「NOKIA E72」、2009年末発売(日本では未発売)、メインカメラは5MピクセルでiPhone7と同じです。*
これは2010年に入手して日本語キットをインストール、メイン機として使っていました。
サンプルはトリミングして切り張り、解像度は変更なし(ここに上げるために圧縮率を変更しました。)
動く被写体は超苦手、出やすい色は派手に、苦手な色は潰れる、、という感じ。一枚撮るごとに数十秒の処理時間が必要で、「タイパ」は大分よろしくないです。
人を撮っていませんので、この写真がエモいかどうかは分からないかもです...(そもそも話題の人気機種ではないですしね)
*)iPhone7は2016年発売です。2009年当時の携帯電話内蔵カメラとしてはかなりの高スペックでした。
このころは仕事柄i-mode国産機とNOKIを色々と使っててその頃の事を色々と思いだしたりして、個人的にはエモかったです(笑
このころは仕事柄i-mode国産機とNOKIを色々と使っててその頃の事を色々と思いだしたりして、個人的にはエモかったです(笑
「商品どうする?」「どう売る?」 ― 2024年05月15日 18:06
デザイナーに頼む効率的なタイミングをお探しの皆さまこんばんは^^
前回は意味の創出というブランド自体のクリエイティブについてお話しました。しかしその機会はそれほどなく、また、その機会が訪れたら躊躇なく全力で取り組まねばなりません。その時のためにも、信頼出来るデザイナーを知っておく事をおすすめします。
そこで、デザイナーとの接点を持ちやすいタイミングをご紹介します。
以前、デザイナーとのかかわりの深い場面を二つご紹介しましたが、、
・製品開発とデザイン
・ブランディングとマーケティング
・ブランディングとマーケティング
これは、そのままデザインが役立つ(役立たせやすい)場面と言えます。
これを平易な主体的な課題として言い換えますと、、
・商品どうする?
・商品どう売る?
・商品どう売る?
です。
この悩みが出てきたらぜひデザイナーにご相談ください。どちらも得意分野です。
まずはデザイナーのクリエイティブを実感してみて下さい。信頼出来るパートナーが見つかりますように。
「VWFNDR™ファインダー」みてきました ― 2024年04月22日 18:05
デザインとカメラのどちらもお好きな皆さまこんばんは^^
カメラのUX、UI、プロダクトを包括的にデザインしたという「VWFNDR™ファインダー」
局面ディスプレイにはデモ映像が。
画面がフラットなワークモデルもありました。スムーズではなかったけれど、「こう使いたい!」をはっきりと提示しています。触れるってすごい伝達力。
奥の一段あがった所にはモック画並べてあってイメージ映像が架かっています。
たまたま東京に集まった多国籍のデザイナーとエンジニアが、今のスマホのカメラは面白くないよね、デジカメもいまいちだよね、とスマホの様に扱えるカメラを作って見よう、ということで作ったそう。
資金調達まではきけなかったけど、モデル作って基盤も起こしてプログラムも書いてきちんと提示してらっしゃる。
「スマホの様に扱えるカメラ」は各メーカー意識したり挑戦していたと思うけれど、スマホと棲み分けている現状はそれなりに理由があっての事と思います。それでも、自分たちの気付きを体験を含めた形(UX・UIを含むプロダクト)にする。アプローチもアウトプットも懐かしい感じもしつつとても新鮮。やっぱり「モノ」であることの力というものがある思います。デザインのど真ん中を行く。頼もしいです。
デザイナーをうまく使う ― 2024年04月10日 14:05
デザインで飛躍を企む皆さまこんばんは^^
前回、デザイナーには「どんな商品にするか」と「どう売るか」の二つのタイミングが頼みやすいですよ、というお話をしました。
これは、デザイナーがブランド構築に深くかかわり、従って良し悪しを大きく左右する分野そのものです。
あらためてデザイナーと依頼者(企業オーナーなど)の関わりが深いところをあげますと、、
・製品開発とデザイン
・ブランディングとマーケティング
・ブランディングとマーケティング
の2分野です。それぞれの役割をみておきましょう。
製品開発とデザイン
デザイナー:製品のコンセプト、UX、形状、機能、材質、UI等を策定。
デザイナー:製品のコンセプト、UX、形状、機能、材質、UI等を策定。
依頼者:製品を市場戦略と統合。
両者:デザイナーとオーナーは定期的なコミュニケーションにより、市場ニーズと製品コンセプトの一致を確認し、互いの視点を統合する。
両者:デザイナーとオーナーは定期的なコミュニケーションにより、市場ニーズと製品コンセプトの一致を確認し、互いの視点を統合する。
ブランディングとマーケティング
デザイナー:ブランドイメージを構築。
デザイナー:ブランドイメージを構築。
依頼者:これを全体的なビジネス戦略に組み込む。
両者:ブランド戦略を共同で計画し、デザインとマーケティングの一貫性を保つことで、市場におけるブランドの位置づけを強化する。
両者:ブランド戦略を共同で計画し、デザインとマーケティングの一貫性を保つことで、市場におけるブランドの位置づけを強化する。
上のように書きますと、やっぱり敷き居の高さが出ますね。(前々回参照)
信頼出来るデザイナーを見つける事が大切だと拝します。そのためには、ひとつひとつの具体的なデザイン課題を頼んで見るのがよいでしょう。(結論がめちゃくちゃポジショントークになってますが、本当にそう思います。)
デザインするタイミング ― 2024年04月08日 10:13
デザインを頼みたいけれどどのタイミングで頼めばいいかお悩みの皆さまこんにちは^^
前回、デザイナーに心理的ハードルがある方に、フレンドリーで頼みやすく結果を出しているデザイナーは沢山いらっしゃいますよ、タイミングを意識すればスムーズに頼めますよとお伝えしました。
デザインの頼みやすさはタイミング次第
思い返しますと、この「頼みやすさ」ってとても重要なことだと思います。まず、この「頼みやすさ」はデザイナーのキャラクターという属人的なところが大きく左右します。依頼者を萎縮させるのはもってのほかですが、気さくで気が合うだけど頼りないかもしれないですし。頼りがいと安心感と、両方感じさせるキャラクターが望まれるでしょう。
そして実は「デザインを相談するタイミング」によって頼みやすさは大きく変わってくるんです。デザイナーのキャラクターに関わらず、デザイナーなら応えられる、力を発揮出来る相談かどうか、これがデザイン相談のタイミングによるんですね。
それではどのタイミングがいいのでしょう。
ひとくちに「デザイン」といっても、商品開発から販売、廃棄に至るまでの間に沢山の「○○デザイン」があります。そこで、企業オーナー目線からみた商品開発に関わる各役割(一般的な例)をAIにリストアップしてもらいますと、、
ーーーーーーーーーーーー
・市場機会の特定:市場調査と分析を行い、事業機会を特定する。
・ビジネス戦略の策定:製品の目標市場、価格設定、販売戦略を含む全体的なビジネス戦略を策定する。
・資金調達と予算管理:開発、生産、マーケティングのための資金を確保し、予算を管理する。
・製品開発の監督:デザインと開発プロセスを監督し、目標と予算に合致するか確認する。
・製造とサプライチェーンの管理:製造プロセスとサプライチェーンを管理し、コスト効率と品質を保証する。
・ブランド戦略とマーケティング:ブランド戦略を定義し、マーケティングと広告活動を計画・実施する。
・販売チャネルと流通の最適化:効率的な販売チャネルと流通ネットワークを確立する。
・顧客関係の構築と維持:顧客サポートと関係管理を通じて顧客満足とロイヤリティを高める。
・市場反応の分析と対応:市場のフィードバックを分析し、製品や戦略の改善に反映する。
・法規制とコンプライアンスの遵守:製品が関連する法規制と業界の標準に準拠していることを確認する。
・サステナビリティと倫理的責任:製品の環境への影響を考慮し、サステナブルな生産と廃棄プロセスを実施する。
ーーーーーーーーーーーー
これらのプロセスは一般論であり、結果を振り返って行程を整理したものです。ですので実際の現場では様々なパターンがあり、進行も同時並行的に、また職人技的に進んでいるでしょう。(冒頭のオーナーさまも、この行程をほぼお一人で同時並行的に進められているスーパーな社長さまでした。)
「どんな商品にするか」と「どう売るか」
あらためて上のプロセスをざっくりまとめますと、、
・どの市場で行うか
・どんな商品にするか
・どう調達するか
・どう売るか
・どう守るか
の5つの分類があります。
その中で、「どんな商品にするか」と「どう売るか」、このどちらかで「デザインが必要だと判断したタイミング」で相談する事をおすすめします。
理由は二つ。
・どちらもデザインが良く効く分野。
・デザインの知見、先例が沢山ある。
どんな商品にするか
こちらは、商品がはっきりしている場合とそうでない場合があると思いますが、いずれでも問題ありません。イメージの解像度を上げて行くプロセスはデザインの得意とする所です。また、新規性がないからという理由で遠慮なさらないでください。むしろ新規性がない商品の方がデザインが効かせやすいことも多いです。
「どんな商品にするか」は、イメージの解像度に関わらず商品をデザインすべきとご判断した段階でデザイナーに相談するのがよいでしょう。
どう売るか
こちらは、一般的には商品がはっきりとした段階です。従って売り方もある程度はっきりしている事と思います。したがって「どう売るか」は、必要な施策を整えた段階でデザイナーに相談するのがよいでしょう。
事業をどうするかはオーナーさまのものです。とはいえ、課題をほぐすのもデザイナーの得意分野なので、ざっくりと(こんな商品にしたい)とか(こんなふうに売りたい)というイメージをデザイナーと共有出来たら良いですね。よい信頼関係を築ければ、デザインで解決出来る事と事業の主体者がなすべき課題を整理してくれるはずです。お試しあれ。
思い返しますと、この「頼みやすさ」ってとても重要なことだと思います。まず、この「頼みやすさ」はデザイナーのキャラクターという属人的なところが大きく左右します。依頼者を萎縮させるのはもってのほかですが、気さくで気が合うだけど頼りないかもしれないですし。頼りがいと安心感と、両方感じさせるキャラクターが望まれるでしょう。
そして実は「デザインを相談するタイミング」によって頼みやすさは大きく変わってくるんです。デザイナーのキャラクターに関わらず、デザイナーなら応えられる、力を発揮出来る相談かどうか、これがデザイン相談のタイミングによるんですね。
それではどのタイミングがいいのでしょう。
ひとくちに「デザイン」といっても、商品開発から販売、廃棄に至るまでの間に沢山の「○○デザイン」があります。そこで、企業オーナー目線からみた商品開発に関わる各役割(一般的な例)をAIにリストアップしてもらいますと、、
ーーーーーーーーーーーー
・市場機会の特定:市場調査と分析を行い、事業機会を特定する。
・ビジネス戦略の策定:製品の目標市場、価格設定、販売戦略を含む全体的なビジネス戦略を策定する。
・資金調達と予算管理:開発、生産、マーケティングのための資金を確保し、予算を管理する。
・製品開発の監督:デザインと開発プロセスを監督し、目標と予算に合致するか確認する。
・製造とサプライチェーンの管理:製造プロセスとサプライチェーンを管理し、コスト効率と品質を保証する。
・ブランド戦略とマーケティング:ブランド戦略を定義し、マーケティングと広告活動を計画・実施する。
・販売チャネルと流通の最適化:効率的な販売チャネルと流通ネットワークを確立する。
・顧客関係の構築と維持:顧客サポートと関係管理を通じて顧客満足とロイヤリティを高める。
・市場反応の分析と対応:市場のフィードバックを分析し、製品や戦略の改善に反映する。
・法規制とコンプライアンスの遵守:製品が関連する法規制と業界の標準に準拠していることを確認する。
・サステナビリティと倫理的責任:製品の環境への影響を考慮し、サステナブルな生産と廃棄プロセスを実施する。
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これらのプロセスは一般論であり、結果を振り返って行程を整理したものです。ですので実際の現場では様々なパターンがあり、進行も同時並行的に、また職人技的に進んでいるでしょう。(冒頭のオーナーさまも、この行程をほぼお一人で同時並行的に進められているスーパーな社長さまでした。)
「どんな商品にするか」と「どう売るか」
あらためて上のプロセスをざっくりまとめますと、、
・どの市場で行うか
・どんな商品にするか
・どう調達するか
・どう売るか
・どう守るか
の5つの分類があります。
その中で、「どんな商品にするか」と「どう売るか」、このどちらかで「デザインが必要だと判断したタイミング」で相談する事をおすすめします。
理由は二つ。
・どちらもデザインが良く効く分野。
・デザインの知見、先例が沢山ある。
どんな商品にするか
こちらは、商品がはっきりしている場合とそうでない場合があると思いますが、いずれでも問題ありません。イメージの解像度を上げて行くプロセスはデザインの得意とする所です。また、新規性がないからという理由で遠慮なさらないでください。むしろ新規性がない商品の方がデザインが効かせやすいことも多いです。
「どんな商品にするか」は、イメージの解像度に関わらず商品をデザインすべきとご判断した段階でデザイナーに相談するのがよいでしょう。
どう売るか
こちらは、一般的には商品がはっきりとした段階です。従って売り方もある程度はっきりしている事と思います。したがって「どう売るか」は、必要な施策を整えた段階でデザイナーに相談するのがよいでしょう。
事業をどうするかはオーナーさまのものです。とはいえ、課題をほぐすのもデザイナーの得意分野なので、ざっくりと(こんな商品にしたい)とか(こんなふうに売りたい)というイメージをデザイナーと共有出来たら良いですね。よい信頼関係を築ければ、デザインで解決出来る事と事業の主体者がなすべき課題を整理してくれるはずです。お試しあれ。
そのデザインの雑用、承ります ― 2024年04月03日 18:45
デザインでお困りの皆さまこんにちは^^
ちょっと前から「家事には相応の労働的価値がある」という見方が広まっております。この話の中で「雑用とひと括りにされる労働は、実はひとつひとつ専門性の高い業務である」というのがありました。カリスマ家政婦のタサン志摩さんのように、家事の対価をきちんと請求出来る方も沢山登場しています。
またビジネス書の類いには「雑用の仕方で仕事が出来るかどうかが分かる」や「雑用をひとつひとつの業務に分解する事で効率と品質が上がる」といった話を繰り返し見つける事が出来ます。
雑用にチャンスあり?
私の若い時は「雑用にチャンスが潜んでいる」と信じていました。実際、雑用から信頼を得て依頼に繋がった経験が複数回あります。
雑用を頼む側からしますと、ざっくりとした全体像の段階でお願いしたい。そういう段階だからこそ価値は低く見積もりがち。業務を分解して指示する作業は面倒くさい、などなど。
請ける方は、それらのふわっとしたものを丸ごと引き受けて整理してお返しする。そのレスポンスの気持ちよさを味わって頂く。そして、整理されたものをみれば、次にする事が見えてくる、という。
雑用は頼む方も、頼まれる方も、気持ちよく仕事が出来るパートナーかどうかが分かる便利な仕事だったのでした。
雑用が頼みにくい世の中
しかし、今は雑用係は一生雑用しかしない、と言う就労形態が可能になりました。また、それまで雑用として一括りだったものが細分化され仕事として発注されるようになりました。そうやって少しづつ曖昧な指示や依頼が忌避されるようになったことで、雑用に付随していたチャンスも削がれてきたと思います。
では、雑用はなくなったのでしょうか‥?
ちょっとだけ〇〇したい、ついでに〇〇したい、気になってたあれも〇〇したい、、そういうちょっとした用事は、うつでもあり続けていると思います。少なくともデザインの現場ではよく見かけます。これが気軽に頼めたら安心だなぁ、、と思います。
そこで、デザインの雑用を大募集します!
【デザインの雑用承ります】
今ある名刺のロゴを差し替えたい、いつものパンフレットちょっとだけデザイン変更したい、イベント告知のチラシつくりたい、インスタのアイコン整えたい・・。プロにいちいち頼むほどでもないけどデザインの良し悪しが大切な雑用ってありますよね?
そういう「デザインの雑用*」を小額で気軽にいつでも何度でも頼めるサービス、実はしております。お気軽にお尋ねください。(問い合わせ先はこちら)
※月額¥55,000〜(R5年4月現在・要相談)
※対応出来る数に限りがあります。あらかじめご了承ください。
そういう「デザインの雑用*」を小額で気軽にいつでも何度でも頼めるサービス、実はしております。お気軽にお尋ねください。(問い合わせ先はこちら)
※月額¥55,000〜(R5年4月現在・要相談)
※対応出来る数に限りがあります。あらかじめご了承ください。
無料相談はじめました! ― 2024年04月01日 10:32
デザインでお悩みの皆さまこんにちは!
デザインの現場に関わって40年近くなります。惰性はとても恐ろしいので、自分のプレゼンを動画にして見返したり、キャリアを振り返ったりを定期的にしています。おでかけ前に鏡に向かうイメージですね、失礼はないかと。
そうして現在認識している自己イメージは、、
「商売がヘタすぎるデザイナー」
関わった製品が獲得したグッドデザイン賞は100を優に超えて、世界三大デザイン賞のドイツiF賞でも複数回入賞して、15年超えのロングセラーをデザインしてて、30年たっても現役で、先日はユーザー投票で年間一位を取ったデザイナーなのに、家賃の支払いを毎月心配するような状況で決して豊かにならない、まったく商売ベタにも程がある、、という。
デザイン相談はじめます!
いやほんとうにビジネスセンスない。なんでこれで売れるデザインがつくれるのか分かりません。でも売れてるんです、デザインしたものは。
やっぱりデザイナーも豊かにならないとデザインする人が居なくなってしまいます。私程度のデザイナーでもそこそこ食べて行けます、というのを示さなくてはと思うんですが。後進の諸君には大変申し訳ございません。。m(__;)m
いやほんとうにビジネスセンスない。なんでこれで売れるデザインがつくれるのか分かりません。でも売れてるんです、デザインしたものは。
やっぱりデザイナーも豊かにならないとデザインする人が居なくなってしまいます。私程度のデザイナーでもそこそこ食べて行けます、というのを示さなくてはと思うんですが。後進の諸君には大変申し訳ございません。。m(__;)m
・・・と、自己を振り返ってみて、あらためて人さまに差し出せるものを考えました。それは決してビジネス的な施策ではなく、「その商品はどんなデザインを企てたら良いか」ということだと思います。ここは「お得ですよ結果出しますよ」と言えます。
グッドデザイン、ドイツiF賞その他多数の受賞の実績は、プロにも評価される、ブランド力を底上げするデザインの証です。
また、15年超えのロングセラーやユーザーランキング年間一位の獲得など、実際に売れるデザインは経営を安定させ次の施策を後押しします。
また、15年超えのロングセラーやユーザーランキング年間一位の獲得など、実際に売れるデザインは経営を安定させ次の施策を後押しします。
ということで、デザイン相談はじめます。→問い合わせ先
ふんわりとしたことでいいので(うちの商品どうしたらいいだろう・・)と思われたら、日用品でも工業製品でも飲食物でもアパレルでも、何でもご相談ください。
初回無料!ふんわりとしたことでいいので(うちの商品どうしたらいいだろう・・)と思われたら、日用品でも工業製品でも飲食物でもアパレルでも、何でもご相談ください。
その後も安いです。多分。(商売ヘタだから・笑)
ご相談お待ちしていますm(^^)m
※画像は「良いデザインするのに商売はダメなデザイナー イケメン」
イケメンてわざわざ入れたのに若い女性の絵になりました。
微妙にAIの差別意識が見えますね(この辺は問題になってるらしいです。余談)
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