書は、、2010年10月13日 07:33

最近「書」についてお話する機会が重なり、久しぶりに見たくなっています。

「書は音」
先日Yさんからある画廊の方の言葉として教えて頂きました。
「間」「緩急」「リズム」「旋律」等々、確かに共通するものを見いだす事が出来ます。
また、静かな書、にぎやかな書、というのもありますから、なるほど音楽的なものを感じる事が出来ますね。

「書は建築」
これはどなたの言葉だったでしょうか。
漢字の造形が奥行きを持ったもの、例えば「門」は右をやや大きく太く書きますが、これは門をやや斜めから見た立体感を強調する表現なのだそうです。
ひとつひとつの立体を構成して全体を作ることを建築と呼ばれると、それもああなるほどと思います。

造詣の浅い私ですが、抽象化された「空間」を、あの清々しい墨の匂いとあわせて楽しみたいと思います。

コメント

_ kmatsu ― 2010年10月16日 23:15

私も最近、書に強く惹かれ始めています。
何か音楽や武術にも通ずるものがありますよね。

_ ― 2010年10月17日 12:07

kmatsuさん
コメントありがとうございます!

音楽も武術も「間合い」がありますものね。
モジュール化出来ない所に、何か惹かれるものがあるように感じています。
「呼吸」なんて表現は古くて新しいのかもしれませんですね。

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