音声文字入力 POBox Touch 4.32011年12月02日 23:59

私は2005年から使っていたノキアをやめ、今年からエクスベリア(Xperia arc SO−01C)を使っています。
先月そのソフトウエアが更新されました。

その中で一つ革新的だったのがこちら、音声入力です。
文字入力アプリケーションの「POBox Touch」がバージョンアップ(4.3)されて、音声による文字入力が出来る様になりました。

POBox touch 4.3 音声文字入力
キーボード左上にマイクアイコンが追加されました。

POBox touch 4.3 音声文字入力
「横浜市中区桜木町1-1-1」
第一候補に挙がってますね。

POBox touch 4.3 音声文字入力
普段は使わない言い回しですが、カタカナ語を多様してみました。
これも第一候補でした。

POBox touch 4.3 音声文字入力
短めの文章「明日桜木町で12時から打ち合わせましょう。」ではこんな感じです。
第6候補ですが最初の画面で出てきました。「、」「。」は半角スペースになるようです。

POBox touch 4.3 音声文字入力
長めの文章「お疲れさまでした。今日のプレゼンの結果は来週わかります。電話します。」はこんな感じです。
「結果は」の「は」が誤変換されています。惜しい。
手直しをしても最初から打つよりも早いかもしれません。

POBox touch 4.3 音声文字入力
カレンダーのキャプションを試して見ましたが、これも第一候補でした。
名詞の羅列は得意そうです。

上記の画面キャプチャも今回はじめて追加された機能です。アンドロイドの欠点とまで言われていましたが、開発者が沢山集まってiOSを、Windowsを凌駕しようとしのぎを削っているのでしょうね。
(更新の詳細はこちらをご覧ください。)

この方法、機械に向かって喋る、という方法は目新しいものではありません。しかし実用的ではなかったので普及認知されませんでした。
しかしiOSの「Siri」とあわせて、アンドロイドの音声認識が普及すれば確実に認知が変わります。つまり「機械に向かって喋る」という行為が自然なものとなり、「喋るアフォーダンス」が顕在化する、、ということは以前も書いていましたね。
そのことを再認識しました。

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