古い方の桜木町2010年09月08日 21:06

みなとみらい地区の玄関口、桜木町は線路を挟んで西が旧市街、東が新市街とくっきりわかれています。

初代横浜駅だった桜木町駅は、明治まで文字通り横浜の陸路の玄関口でした。
大正以降、日本の工業発展に伴い桜木町周辺は港湾労働従事者で賑わう街となりました。現在みなとみらいエリアとなっている地域はドッグと倉庫と工場がひしめいていたのは、私の記憶にも残っています。

港湾で働く人たちが仕事を終えたあとに繰り出したのが、野毛から日ノ出町あたりです。この地域は今でも個性的なお店に人気が集まるところですね。私も大好きなお店が沢山あります。

その古い方の桜木町の入口にある「桜木町ゴールデンセンター(現ぴおシティ)」は1968年(昭和43年)竣工。

桜木町ゴールデンセンター
外装のモチーフが雰囲気ですね。私は子供の頃、この六角形のモチーフとが角が大きく取れた形からなんとなく「宇宙亀」をイメージしていました。ここに大きな釣具屋さんがあってよく通いました。

桜木町ゴールデンセンター
正面玄関エントランスの照明。「ゴールデン」にふさわしい意匠です!

旧市街としての味が増して行くような残り方をして欲しいと思っています。

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