「付加価値ある意匠デザインを実現する加工技術」2012年05月17日 23:33

会場「付加価値ある意匠デザインを実現する加工技術」
昨日、日経BP社主催で行われた展示会「付加価値ある意匠デザインを実現する加工技術」に伺いました。
ともに定期購読が必要な「日経デザイン」と「日経ものづくり」の読者が参加対象なのと規模のコンパクトさもあいまって、いずれのブースも真剣な会話がありました。

デザイナーは高品質な製品を実現出来る技術に触れ、メーカーは自社の技術が広く知られ利用が増える、、ウィンウィンな関係です。私もここで知りあった展示メーカーと観覧者の双方から、大変貴重な助言を頂く事が出来ました。

しかし「製品ができて、それからどうする?」ということがやはり気になります。出展者の方に「自前のブランドは?」と伺うと、半数以上の出展者が自社製品発売を意識されていました。やはり。

であれば、どなたに作るのか、どうやって届けるのか、という商品の視点が必要ですよね。こういう場で、流通販売の方々とのマッチングを同時に行うのは難しいのかも知れませんが、作るだけで満足しないための仕掛けも期待したいと思います。
(・・というようなことを主催の方と少しお話ししました。)

付加価値ある意匠デザインを実現する加工技術
http://special.nikkeibp.co.jp/ts/article/ab0c/117362/
dmc.
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