世界モデルと身体性2024年08月30日 10:15

みなさまこんにちは^^

頻繁にAIについて話題にしております。
専門家ではないのですが、新しい技術についての興味と好奇心、それから「もしかしたらデザインに必要かもしれない・・・」という心配(?)から、理解度が浅いまま書いていることを自覚しつつ失礼いたします。

先週、AIについて2つの記事が目に止まりましたのでご紹介します。



ひとつめは、センサーのない犬型ロボットが上手く移動出来るようAIで学習させる話です。バーチャル空間で4096台のロボットを2万世代訓練して、それをリアルに転用させる技術(「異世界転生」と呼んでいます)の紹介で、ポイントはAIが身体を持たないことを補完できる、ということ。知能の身体性についての話は面白いです。

ふたつめは、会話型AIも身体を含めた物理空間(「世界モデル」と呼んでいます)を持っていないので、そこが全然だめだし、だからこそ伸び代があるという話です。

どちらも「AIと物理空間とを繋げる話」で、ここが次のトレンド、ということなのでしょう。
動画でも言及されていますが、自動運転のような高度な空間認知と運動神経を要する作業のAIは、これからが本番ということなのでしょうね。(そういえばドローンが目標物手前のビルが関知出来ず追突したニュースがつい先日もありました。)

機械が自身の身体性を認知し、物理空間で知能をアップデートするようになったらそれはもう生き物に、少なくとも外観上は生物と区別がつかなくなるかもしれませんね。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://dmc.asablo.jp/blog/2024/08/30/9712547/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

dmc.
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
「デザインの言葉」 by Fumiaki Kono is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License.