デザイン -9- まとめ・後編2024年11月22日 18:43

みなさまこんにちは^^

前回までに、身近でなじみ深い6つのデザインを手かがりに、以下のところまで抽象化しました。

美しく、機能的で、意味があること。
これらの総合的な「創意工夫」がデザイン。


さて、デザインには「何故デザインをするのか」という動機が潜在します。また、デザインする側とそれを享受する側という広がりと流れがあります。

この動機と流れは、静的で結果論的な「デザインとは何か」という定義では抜け落ちてしまいます。(これまで見てきたように)

そこで、動機と流れを意識して加えたのが以下の一文です。

デザインとは、誰かを幸せにするために、創意工夫して、意味を与える。

動機と流れは「自分以外の誰かを幸せにしたい」に収まっています。
この視点から見た時、デザイン行為は「創意工夫」に集約され、デザインの結果は「意味を与える」に集約されます。

この文は一言で言い表せます。
弊社が創業時よりかかげ、大事にしている言葉がです。

デザインは贈り物

・・・たどり着きました。
そう。デザインは贈り物なのです。
デザインに迷ったら、誰を喜ばせたいか、どう喜ばせたいかに立ち返りましょう。基本にして永遠の指針なのです。

(おわり

ここで、デザインが産業上の役割を担ってきたことは重要な指摘です。端的に言って「売れる」「利益が出る」という点こそ、産業におけるデザインの価値を語るには欠かせない視点です。
では、「売れるデザインとは何か」
これは個別の相談の際にお話させてくださいませ。よろしくお願い申し上げます。

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