見せる絆創膏 ― 2012年01月27日 23:59
今、我が家の薬箱にある絆創膏は、アメリカのキュラッド社のポケモンバンデージです。
ABCストアで4ドル49セントの値札がついていますから、10年くらい前に旅先で購入したものだと思います。
小さい子供がこの絆創膏をつけていると何とも愛らしいのですが、見せ方がアメリカ的だなぁと感じます。
絆創膏や包帯が恥ずかしい、という感覚は大分薄れたように思いますが、あえて目立たせるのは、私たちにとっては新しい感覚でしょう。
歯列矯正の金具も、日本の技術には歯の後ろ側につけるタイプや透明樹脂タイプのものがあり、隠す方向に発達していますが、アメリカのそれは色つきのカラフルなものも沢山あり、歯列矯正でファッションを楽しむ人たち(多くは10代)は珍しくありません。
また、新型インフルエンザが流行った時にマスクをする日本人、しない外国人という違いがクローズアップされましたね。日本人は移らないようまた移さないように気を使い、海外の方は病人に見られることを嫌っているようでした。
日本も外国もその効能に対する認識とは別に、イメージが行動に結びついているのがなるほどと思いました。
ベトナムや台湾にはファッションとしてのマスクがありますが、マスクも絆創膏も日本のものはとても機能的です。「機能性」に対しての要求と信頼度が高いことの表れですね。
マスクや絆創膏のほか、歯ブラシのサイズ、歯磨き粉のテイスト、リップクリームの機能など、医療雑貨には日常的な感覚の違いを感じるのに楽しい小物たちです。
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