「実物で学ぶ しかけ絵本の基礎知識 ポップアップ」 ― 2011年07月27日 23:59
本日も「実物つき書籍」のご案内です。
デビッド・A・カーター、ジェームス・ダイアス著「実物で学ぶ しかけ絵本の基礎知識 ポップアップ」。1999年サンタモニカで出版、2000年に邦訳された、とあります。
はじめの「しかけ絵本」は1306年。当初は大人向けの高価なもので、子供向けには1700年代のイギリスに始まり、1800年代のイギリスとドイツで技術が磨かれたそうです。
しかけ絵本の作家は「ペーパーエンジニア」と呼ばれ、表現方法別に様々な技法が作られたようです。

そのしかけが、それぞれのモジュール毎に解説されています。
そっけない白い紙に角度の関係や構造がかかれているのですが、それがまた見ていると作りたくなってくる「イメージの余白」となっています。
つくりたい!という気持ちを刺激する本ですね。
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