バンダナバックル ― 2011年06月01日 23:59
5月3日に発売しました「バンダナバックル」、おかげ様で好評を頂きまして、発売記念の「バンダナつきバックルセット」は残り僅かとなりました。
小さな子供でも自分でしっかり締められるようにとデザインしたものですが、お買い頂いた方から親子で愛用している様子や、障碍者の方にもお使いいただいてると伺いました。嬉しいニュースありがとうございます!
ところで、お使い頂く方にとってはあまり関係の無いことなのですが、このバンダナバックルの生産は金型を使用していません。
以前ご紹介させていただいたAM(アディティブマニュファクチャリング)のレーザーシンタリング技術で、3Dプリントされたものなのです。
今は珍しいものですが、いずれ身近になって行く技術ですので、ご興味のある方はチェックして見て下さい。
レーザーシンタリングマシン
http://www.nttd-es.co.jp/products/rapid/lineup/
バンダナバックル
http://www.misaling.net/bb/bandanna_buckle.html
宣伝が続いてスミマセン。。
小さな子供でも自分でしっかり締められるようにとデザインしたものですが、お買い頂いた方から親子で愛用している様子や、障碍者の方にもお使いいただいてると伺いました。嬉しいニュースありがとうございます!
ところで、お使い頂く方にとってはあまり関係の無いことなのですが、このバンダナバックルの生産は金型を使用していません。
以前ご紹介させていただいたAM(アディティブマニュファクチャリング)のレーザーシンタリング技術で、3Dプリントされたものなのです。
今は珍しいものですが、いずれ身近になって行く技術ですので、ご興味のある方はチェックして見て下さい。
レーザーシンタリングマシン
http://www.nttd-es.co.jp/products/rapid/lineup/
バンダナバックル
http://www.misaling.net/bb/bandanna_buckle.html
宣伝が続いてスミマセン。。
船に乗ろう 横浜開港記念日 ― 2011年06月02日 17:35
イメージを与える「アートなダンベル」 ― 2011年06月03日 23:59
インテリアライフスタイル東京に行ってきました。

この展示会はインテリアと名付くこともあってブースの隅々まで神経が行き届いているところが多く見ごたえがあります。
ハイエンドな落ち着いた雰囲気の中に、ほんの少しの時代性(エコ、テクノロジー)と、手作りやアートをアクセントとして取入れるここのところの傾向が続いているように感じました。
いつもお世話になっているアッシュコンセプトのブースが真っ暗な中を僅かな照明(=節電照明)で効果的に見せていて印象的でしたが、3.11以降の気分を積極的に取入れている所は少ないように思いました。
しかし意味不明だけど元気なところや、ぎらぎらしたところが無かったのは結果として色濃いのかもと思ったりしました。
(場内は撮影禁止なので、レビューは各種メディアをご参照頂ければと思います。)
そんな中、澄川伸一さんのこれ。あまりにも自然過ぎて最初は単なるオブジェに見えていましたが、ダンベルなんです。
(ブレててスミマセン)
握りやすさと重心をきちんと設計された2kgのアルミ製ダンベルです。
エクササイズの目的は「強くなる」だけでなく「美しさ」「健康」「心地よさ」など様々ですが、エクササイズの道具はマッチョなアメリカンデザインばかりでしたね。
このダンベルはエクササイズに美しい曲線美のイメージを与えています。ありそうでなかったですね!
インテリアとツールを結びつける試みは沢山ありますが、アクティブで美しいことは、これからの気持にもピッタリだと思いました。
87日目 ― 2011年06月06日 21:59
「とにかく見て欲しい」との被災者の方からの言伝てを頂き、行って参りました。
一ノ関から陸前高田、気仙沼、石巻、松島、名取、仙台まで、一日をただ見るための装置となって回りました。
まず、とにかくそのスケールが凄まじい。たった一日車で駈抜けた程度ながらとても身にしみる事でした。
それから想像以上に人気がないことも驚きました。多くは避難所にいらっしゃるのでしょうし、日曜日ということもあったのかもしれません。
見たものは沢山ありますが、心揺さぶられる部分と、知識と想像力を膨らませて判る部分とは大分異なるだろうと思います。
たとえば、気仙沼のように住宅街の残骸に船が打ち上げられているのを目の当りにすればその凄惨さが痛いほど伝わって来ます。しかし、その後に見たところ(名前判りません)は完全に街が消えていたため、ちょっとした嵐の後にしか見えないのです。街があったと地図で確かめ、想像を膨らませて古戦場に立ったような時間的距離感を詰めて行くしかありませんでした。
また見なかったものも多いです。避難所には行きませんでしたし、被災地のその街の方と思わしき方々は少なく、ボランティアの方は数えるほどでした。私は車で駈抜けただけだということは忘れてはならないでしょう。
ずっと「気軽に頑張れとはいえない」と思っていましたが、その思いはますます深まりました。しかし逆に、頑張れ!という思いもどこかに伝えなくちゃいけないんだなとも思い始めています。もちろん闇雲に言葉にするのではなくてです。
何を見、何を見なかったのか。
何をし何をなさざるか。
重い宿題ではありますが、見たものの一人とてして整理して行きます。
一ノ関から陸前高田、気仙沼、石巻、松島、名取、仙台まで、一日をただ見るための装置となって回りました。
まず、とにかくそのスケールが凄まじい。たった一日車で駈抜けた程度ながらとても身にしみる事でした。
それから想像以上に人気がないことも驚きました。多くは避難所にいらっしゃるのでしょうし、日曜日ということもあったのかもしれません。
見たものは沢山ありますが、心揺さぶられる部分と、知識と想像力を膨らませて判る部分とは大分異なるだろうと思います。
たとえば、気仙沼のように住宅街の残骸に船が打ち上げられているのを目の当りにすればその凄惨さが痛いほど伝わって来ます。しかし、その後に見たところ(名前判りません)は完全に街が消えていたため、ちょっとした嵐の後にしか見えないのです。街があったと地図で確かめ、想像を膨らませて古戦場に立ったような時間的距離感を詰めて行くしかありませんでした。
また見なかったものも多いです。避難所には行きませんでしたし、被災地のその街の方と思わしき方々は少なく、ボランティアの方は数えるほどでした。私は車で駈抜けただけだということは忘れてはならないでしょう。
ずっと「気軽に頑張れとはいえない」と思っていましたが、その思いはますます深まりました。しかし逆に、頑張れ!という思いもどこかに伝えなくちゃいけないんだなとも思い始めています。もちろん闇雲に言葉にするのではなくてです。
何を見、何を見なかったのか。
何をし何をなさざるか。
重い宿題ではありますが、見たものの一人とてして整理して行きます。
「ウォールストリート・ジャーナル式 図解表現のルール」 ― 2011年06月07日 23:59
著者のドナ・ウォンさんは長くウォールストリート・ジャーナルの図解表現のディレクタをされた方で、その経験から導かれて整理された知識は一つも無駄がない印象です。
データに則したグラフの選び方からそのデータが物語るメッセージの絞り方、グラフ毎の細かい表現方法、図解の検証まで、うならされるのはその徹底した「メッセージを正しく伝える」態度と「具体的な表現まで落とし込む」デザインマインドです。
そしてその知識が読後に自然に身に付いているような感覚が残ります。円グラフなど、この本を読んだ後ではいかに判り難いものが蔓延しているかびっくりするくらいでした。
何一つこれ見よがしなところがないのにしっかり印象に残るなんて達人の域ですよね。それを惜しみなく無駄なく判りやすく書かれています。それこそこの本のエッセンスなのでしょう。
読んでいて研澄まされて行く感覚を味わえる希有なビジネス書です。お薦めです。
ダークオレンジ ― 2011年06月08日 23:59
「ふたたび、ここから」 ― 2011年06月09日 23:59
デコラティブな丸数字 大阪大丸本店 ― 2011年06月10日 23:59
出張先でMacBook Proのトラックパッドのクリックができなくなり、よく見たら裏ぶたが剥がれそうになるほどバッテリーが膨張していました。そこで急遽大阪心斎橋のアップルストアへ。
待ち時間に近くの大丸本店を覗いて見ました。横浜の松坂屋は既になく、銀座の老舗も取り壊しが決まったと聞いたばかりでしたので、大阪の老舗はどうなのだろうと気になったのでした。
そこで目に留まったのが、エスカレーター脇の階数を表す大理石で作られた丸数字です。
3と5は特に特徴的ですね。数字の形態の歴史に詳しい方ならお判りになるのかもしれませんが、どこのどんな文字なのかとても興味深いです。
賑わいの方ですがエスカレーター脇で、このような写真を撮れるくらいに人並みが切れる時間がありました。(と申しましても私はそれが活況なのか閑散なのか判断出来ないのですが)
この手の込んだ装飾の建物が長く現役であって欲しい、、経済合理性を追求する経営陣にとっては余計なことかもしれませんけれど。
Don't mind the gap!? ― 2011年06月13日 23:59
大阪市営地下鉄の長堀鶴見緑地線、長堀橋駅のホームは車両との段差と隙間が最小に作られていました。
3センチも空いていないように見えます。真っ平らと言うわけではありませんが、これなら車いすやベビーカーも安心してアプローチ出来そうです。
ハイヒールの方は、、もうちょっとぴたっとして欲しいでしょうか?
長堀鶴見緑地線は外観はごく普通のミニ地下鉄ですが、このホームだけでなく鉄輪式リニアモーターを日本で最初に実用化するなどイノベイティブなチャレンジを取込んだ地下鉄なんですね。
出張でキャリーを牽いて訪れることが多いので、大阪の段差の多さが印象に残っているのですが、ぜひこれは地下鉄だけでなく街中に広まって欲しいスタイルです。
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