デザインを求めて 元気な隣人2010年11月02日 22:58

渋谷、表参道、青山、六本木、今日は東京の各地で行われているデザインイベントを拝見して回りました。

今日本中で見聞される事ですが、中国、台湾、インドの方と見受けられる方が沢山いらしていました。
恐らく学生と思われる若い方がとても多かったですね。彼らが何を感じているのか、とても興味深いです。

話は遡りますが、25年程前に中国からの留学生たちと交流しました。その中には越え難い溝を感じた事もありますし、正直その差を埋めるためには「時間」がかかると感じていました。その時間とは母国の社会事情の差そのものだったと記憶しています。

しかし時は変わりました。例えば、世界的には下水の普及より携帯電話の普及の方が進んでいるそうですが、社会の発展は手順を追って行くのでなく、時にスキップしたり同時並行に進んだりするようになっています。
デザインも社会の発展や成熟に関わらず飲み込んで行く吸引力がとても大きくなっている、、それを感じています。

そんな時代にデザインがなすべきこと。。
同時代の広い視野で、個別の些細な問題解決を積み重ねて行く丁寧さとスピード感について思う一日でした。

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