花火の匂い ― 2010年08月27日 23:46
先日、家に帰ると玄関先で子供達が花火をしていました。
これもマドレーヌ効果というのでしょうか、体を包む湿った暑さとぱちぱちと弾ける音と花火独特の匂いが、子供の頃の記憶を強引に感じるほどの力強さで蘇らせました。
そしてひとしきり思い出を楽しんだ後に、おりに触れて蘇るシーンがあるのは、たとえそれが不幸な記憶だとしても幸福なことかもかもしれない、、そんな想念に浸っていました。。
これも暗がりで火を見ることの魅力かもしれません。
カメラを向けると子供達は残像で遊び始めました。遊びを自分で作れるのも楽しい事ですね。
夜空のイメージ、なんですね。
最後はやっぱりこれですね。
子供達は夏の名残を惜しむような切なさよりも、これを長持ちさせる方法に興味が有る様です。
いわく「バケツの水面のすぐ上が一番長持ち」とのこと。
なるほど、風防の効果でしょうね。
9月もまだまだ暑いらしいですね。虫の音を聴きながら花火をしたらどんな記憶が蘇るのでしょうね。。
「ほんものそっくり」 ― 2010年08月31日 17:57
日本の誇る技術のコンセプトに「ほんものそっくり」があります。
例えば、木材そっくりの建材パネル、瓦そっくりの風合いのチタン、白色電球そっくりの色形のLEDライト、ビールそっくりの味わいの清涼飲料、、。
日本発のものではありませんが、ほんものそっくりの「プリザーブドフラワー」という特殊なドライフラワーがあります。生花のような自然な風合いが長く楽しめるので、欧州や日本でとても人気があります。
以前、上海でこのプリザーブドフラワーについてリサーチする機会がありました。そこで得られた反応は日本とは異なるものでした。
「生花でないのなら人工物らしい色の方が良い」というのです。生花が安いと言う事もあるかもしれませんが、人工物への価値を明確に感じる視点だと思いました。
振返って、日本のほんものそっくりにも2種類ある様に思います。
ある人工骨は外観は本物とは異なりますが、体内での振舞いが「ほんものそっくり」のため、より安全で確実な医療を期待出来ます。
このような「ほんものそっくり」が、もっともっと日本から出て行くことを願っています。
また、指でこするとスクロールするような、タッチデバイスに多く見られる「直感的UI」も「ほんものそっくり」ですね。
この分野でもまだまだ開発の余地があり、可能性は残されていることでしょう。
例えば、木材そっくりの建材パネル、瓦そっくりの風合いのチタン、白色電球そっくりの色形のLEDライト、ビールそっくりの味わいの清涼飲料、、。
日本発のものではありませんが、ほんものそっくりの「プリザーブドフラワー」という特殊なドライフラワーがあります。生花のような自然な風合いが長く楽しめるので、欧州や日本でとても人気があります。
以前、上海でこのプリザーブドフラワーについてリサーチする機会がありました。そこで得られた反応は日本とは異なるものでした。
「生花でないのなら人工物らしい色の方が良い」というのです。生花が安いと言う事もあるかもしれませんが、人工物への価値を明確に感じる視点だと思いました。
振返って、日本のほんものそっくりにも2種類ある様に思います。
ある人工骨は外観は本物とは異なりますが、体内での振舞いが「ほんものそっくり」のため、より安全で確実な医療を期待出来ます。
このような「ほんものそっくり」が、もっともっと日本から出て行くことを願っています。
また、指でこするとスクロールするような、タッチデバイスに多く見られる「直感的UI」も「ほんものそっくり」ですね。
この分野でもまだまだ開発の余地があり、可能性は残されていることでしょう。
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